雑感

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浅田次郎の『薔薇盗人』という単行本を読んだ。短編集だった。秀逸だったのは、表題の「薔薇盗人」だ。小学6年生の息子が、豪華客船のキャプテンである父に手紙を書く形式で物語が展開される。父は世界一周の航路の先々で息子の手紙を受け取るというもので、父から息子にあてた手 ...