「ピースとハイライト」
サザンオールスターズの「ピースとハイライト」が、ネット右翼の攻撃を受けている。桑田さんに失望したとか、かくれ在日かとか、悪罵が嵐のように投げつけられている。
この国は、いつからこんな国になったんだろう。
かつて
「世界は一家、人類は皆兄弟」というコマーシャルがあった。
こういうコマーシャルをネット右翼の人が聞いたら、ものすごく攻撃するんだろうか。
コマーシャルの主は、故笹川良一氏。ムッソリーニの信奉者で自分のことを大衆右翼と名乗っていた人だ。マスメディアからは「右翼のドン」と呼ばれていたらしい。ネット右翼は、笹川良一氏の主張にさえ怒りをぶつけるのだろうか。
平和を求める天皇陛下にさえ、攻撃の矛先を向けるのだろうか。偏狭。ここに極まれり。
歌の最後の部分は、ほんと、日本版イマジンなのだと思う。
高らかに歌おう、「ピースとハイライト」
