今日はブログ10周年の記念日

雑感

2005年1月7日、ブログを書き始めた日が10年前のこの日だった。娘が幼稚園を卒園する年に始めたブログ。娘は高校1年生になった。昨日までの記事の合計が3610件(wordpressに移行するときに43本ほど記事が消失している)になっている。自分の10年間が、ブログの中に残されている。本にするとすごく膨大なページ数になる。

自分が、亡くなったときに、このブログを管理する人間がいなくなる。課金することもできなくなるので、おそらく何度か警告された後にレンタルサーバーから削除されておしまいになるだろう。手書きの日記ならノートとして残るのだろうけれど、デジタルデータという電子的なものは、かさばらないが、消えるのも一瞬だろう。最近は、家族の写真もMacの中にあるだけ、プリントアウトしない傾向にある。ハードディスクがクラッシュしても外付けハードディスクに保存しているので、残る可能性が高い。しかし、ぼくが亡くなった場合、管理方法が分からなくなり、写真を取り出せなくなる可能性が高い。

人間は亡くなると、有名人でない限り、ふり返られることは少ない。時とともに人々の記憶から消えていく。おそらく一番長く覚えていてくれる人は、家族だろう。しかし、パソコンによるデジタルデータの時代である現在は、取り出す方法が分からなくなると、家族にさえ思い出してもらえなくなる。
かなりお金がかかるけれど、自分のブログを本という形で残すことを考える必要があるかも知れない。

問題は、本にするのにどれだけお金がかかるのか、ということだ。短い記事もあれば、ものすごく長い記事もある。10年分の記事を本にしたら何ページになるのか、想像がつかない。5000ページを軽く超える可能性もある。1冊300ページとしても5000ページの場合は17冊になる。かさばるし値段もはる。検索してみると1冊当たり4000円ほどかかるようだ。金額にして68000円。結構な費用だ。

でも、死んでしまって消えることを考えると、製本にすることを考えてみるのもいい。日記を書くことは、人生を2度生きることになる。この10年間のブログには、ぼくが確かにこの世に生きていたという証になっている。

ブログ10周年という記念日に、死んでしまうことを考えてしまった。少し変な記事になった。


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雑感

Posted by 東芝 弘明