ファシズムは笑いながらやってくる
現在午前0時43分、関西テレビを観ると、深夜バラエティ番組に安倍総理が出席している。何だろうこののりは。関西テレビの番組だ。収録番組の再放送だろう。
参議院選挙に対して、首相の暴走の具体的瞬間がこの番組に表れている。
ファシズムは、国民の茶の間に笑いながらソフトにやって来て、穏やかな顔で政治を語る。片一方でNews番組は片寄っているといい、省庁が番組に対して意見を寄せ、是正要求を行いながら、首相に批判をしない形でバラエティ番組に出して、安倍さんの言いたい放題という放映の仕方をする。
お笑い芸人のまっちゃんたちが、Newsに対して、好き勝手なことをいい、その中で安倍さんにコメントさせている。結局安倍さんの言い分をみんなで聞いている。突っ込みが安倍さんに対してはおこなわれない。
保育園問題をみんなで語り合っている。
こういう番組を仕掛けているのは首相官邸だろう。メディア戦略を進めていることを自慢する国会議員もいるだろうなあ。ネットで紹介されていたが、指原さんが国のために産めるだけ子どもを産むという下りで、首相が「仕事もね」といい、「輝いているじゃないですか」と盛り上がっている。
怖くて気持ちが悪い。
国民はファシズムを熱意を持って歓迎するのだろうか。
