和歌山県の活性化は新幹線開通?

雑感

新幹線

和歌山県の活性化は新幹線にあり。鶴保さんの決起集会で語られた内容の一つは、このことだった。最近日本全体に新幹線を、という話がもてはやされているようだ。
インフラの整備という点では、戦後一貫して毎年最高の状態を更新している。社会が衰退しようとも、人口が減少しようとも、わがかつらぎ町でいえば、毎年状況が改善され道はものすごくよくなっている。和歌山の発展はインフラ整備にあり。これが自民党の一貫した政策の太い柱だった。かつらぎ町でいえば、国道24号が整備され、北側の広域農道ができ、河南県道の整備が桃山から橋本までほぼ全線完了し、京奈和自動車道ができ、河南の広域農道もその姿を現している。480号は今年度中にトンネルが開通し高野山までのルートが見違えるようによくなった。とにかく毎年オリンピック流にいえば、整備状況は新記録を更新してきた。
ぼくが議員になった頃は、まだ480号の道の整備はできておらず、国道昇格が課題だった。京奈和自動車道は姿を現していなかった。あれから26年。年々整備が進み、道は非常に良くなった。
しかし、人口はものすごく減少した。もうすぐ17000人を切ろうとしている。近年の人口の落ち込みはひどい。合併したときに人口は2万人を超えていたが、この10年間で2500人程度人口は減少した。

道路整備は地域経済発展の起爆剤。この言葉は枕詞のように語られてきた。しかし、進んできた現実は見事にこの言葉を裏切っている。そういう実態があるにもかかわらず、和歌山県に新幹線を通し、四国にも新幹線を延ばして経済発展をというのは、ブラックジョークではないだろうか。歴史的な経緯を踏まえてものを語るべきだろう。道路の次は新幹線、その次はリニアか、それとも県内輸送の航空便か。それとも海底トンネルか。果ては動く歩道か。
もう少しまともなことを語れる政権党の議員はいないのか。

雑感

Posted by 東芝 弘明