戦争反対を貫いた日本共産党を選んでください
2004年にできた絵本「戦争のつくりかた」をアニメーションにした動画があった。この動画を見て、ぜひ今の日本の姿を考えてほしい。ぼくには、2004年の絵本のリアリティが2016年になって、高まっているように見える。
参議院選挙の最大の争点は、「憲法改正」だろう。自公政権は、衆議院で3分の2を占めている。参議院で3分の2を占めたら憲法改正案が国会に発議される。すでに国民投票法案は可決され、地方自治体にもその準備を求めている。
安倍総理は、今年の1月から3月まで、国会で「参議院選挙で憲法改正の是非を問う」と言っていた。しかし、参議院選挙が始まると憲法改正の議論は避けるようになってきた。
「参院選、改憲勢力3分の2迫る 自民単独過半数も視野」（日本経済新聞）
「改憲勢力3分の2に迫る」（朝日）
「改憲勢力が『３分の２』確保の勢い 自民党は参院過半数を制する見通し」（産経新聞）
選挙最終盤、こういう見出しが各新聞の紙面に踊った。この見出しは何を意味しているのか。憲法改正の争点を一貫して隠して選挙にのぞんだ安倍さんたち。しかし、本当の争点は憲法改正にあったことをこの見出しは証明している。各新聞社の関心はここに集中している。
戦争法の次は憲法改正。焦点は国民主権と基本的人権の制限、恒久平和の放棄にある。
野党統一候補と日本共産党を選択してほしい。
それは、戦争を止める道。
命をかけて戦争反対を貫いた日本共産党を選ぶことが、平和を選択することと深く重なっている。
ぜひ、よろしくお願いします。
