国民世論の力
森友学園問題と加計学園問題については、もうこのBlogで力説する必要はなくなった。日本国中にものすごい規模で広がり、知らない人はかなり少数になったと思われる。安倍政権の支持率は、東京都議選での敗北に典型的に現れて、それ以後、支持率低下に拍車がかかる状態になった。支持率低下の最大の要因の一つは、国家権力の私物化にある。
あんなちっちゃな問題を追及して、というようなコメントもいただいたが、加計問題は、臨時国会召集の野党要求を拒否している自民党でさえ、安倍総理出席のもとでの閉会中の委員会開催をしなければならないところに追い込まれている。
森友問題と加計問題が、安倍総理を窮地に追い込み、回復の見込みのない状況を出現させたのは間違いない。ウソで塗り固めた支持率が、化けの皮を剥がされて急速に国民の支持を失って崩壊の危機に立っているということではないだろうか。安倍内閣を追い込んでいる最大の力は、国民世論にある。
主権者国民を支配できると思っていた安倍政権は、国民によって引導を渡される。
