講師を招いての議会広報研修
朝から4時30分頃まで、議会広報の編集について、講師先生に来ていただいて講義とワークショップをしていただいた。午前中は、文章の書き方を中心にしていただいたので、全議員による研修という形になった。午前中の最後の1時間は、紙面クリニックだった。午後は、実際の紙面レイアウトを改善してみるという話だった。
写真を大きくとること、2ページぶち抜きの見出しをつけることで、紙面が大きく変わることを体験した。なかなか充実した1日だった。
夕方からは、ごくろうさん会ということで飲み会を行った。
飲んでいると、必ずぼくに対しては「共産党は名前を変えたらいい」「どうして名前を変えないのか」という話が出てくる。
「日本共産党の共産という言葉は、イメージが悪い。とくにスターリンの粛清のイメージがある。中国も同じ」
こういう意見だった。
革命の話にもなって革命=暴力革命だと言われた。
「日本共産党が行おうとしている革命は、民主主義革命のみだ」「革命は選挙を通じて行うこと、最大の目標は国民主権を実現することにある」
という話をした。
「日本に国民主権は実現していないのか」と言うので、
アメリカ主権、財界主権下にある日本で、とくに財界主権の話を具体的にした。
日本共産党が、党名を変えずにいることが、疑問を生み出している。でもきちんと話をすれば、日本共産党への理解に繋がるということだろう。
筋通すという考え方からすれば、「日本共産党」という名前は変えない方がいいと思う。でも今般の情勢から考えると将来的に政党として生き残れるかどうかは疑問に思う。栄枯盛衰どこの党でもそうだろう・・・。
マルクスの時代は、民主主義=恐怖政治だったそうです。ときの権力者が、民主主義は恐いと言って宣伝したようです。
日本における共産主義のイメージは悪いですよね。とくにソ連と中国のイメージが悪かったから。
資本主義から社会主義への発展というように思っている人は、ものすごく少ないでしょう。
自由と民主主義の発展なしには社会主義は実現しないといっても、なかなか通じない現実がありますね。
民主主義革命を通じて切り開かれる未来が現実になっていくときに、日本共産党という名前そのものが輝くようになると思います。
共同で力を合わせて、物を生産する社会。個人の尊厳が貫かれ、国民主権がどの分野でも徹底され、生かされる社会。それが社会主義だという話は、かなり先の未来だと思います。
しかし、どのような未来を思い描いているのかは、しっかり語る必要があると思います。