小池さんのリトマス試験紙

雑感

小池さんの希望の党は、民進党に対して戦争法容認、憲法改正容認という2つの基準を作って色分けするようになっているので、民進党の衆議院議員は、リトマス試験紙にかけられることになる。誰が憲法を守り立憲主義を守ろうとしているのか、これが鮮明になる。自由党も合流するというのだが、山本太郎君はどうするんだろうか。民進党の衆議院議員の中で立憲主義を守り憲法を守ろうとしていた議員がどれだけいるのか。これに対しては少し興味がある。

日本の政治は、ものすごく劣化してきているのだと思うが、これは国民の意識の反映でもある。民主主義の度合いが低いので国会議員の民主主義の度合いも低いということだろう。希望の党に鞍替えし始めた時に何人もの人が、選挙は勝たなければ話にならないので希望の党に行くという意味のことをあけすけに語っていた。理念もなければ政策もない姿がさらけ出されていた。

少し前にある人が「日本の政治には右も左もない。みんな同じ」と言っていた人がいた。実際にその通りなのかも知れない。ぶれないで真っ直ぐにスジを通してきた政党は、日本共産党を含め少ししかないということだろう。
大激動は、そろそろ収束し、あとは選挙になだれ込むということになる。
今回の選挙の最大の争点は、安倍政治を退陣させられるかどうか。そのことによって新しい政治が始まるかどうか。ここにある。希望の党が躍進しても政治は変わらない。戦争法を活用し、憲法を改正するという安倍政治がそのまま踏襲されるのであれば、政治の変革は起こらない。
小池百合子さんは、日本会議に入っている人で安倍さんと同じ戦前回帰型政治を求めている。歴史改ざん主義(歴史修正主義)の立場に立って日本の戦前を美化している人。この4年間国民は、歴史改ざん主義の安倍さんによって苦しめられてきた。安倍政権を打ち倒しても、同じ立場に立った小池百合子さんが、安倍政治を踏襲したら、政治は変わらない。

安倍政権が推進してきた政治を変えるためには、戦争法や特定秘密保護法、共謀罪などを廃止して日本国憲法を生かし守る政治への転換が必要になる。日本国憲法を守る=日本の政治の大改革になる。ここが戦後歴史の面白いところ。日本を幸福度の高い、豊かな国にするための原則は、日本国憲法にたくさん書かれている。この大改革は、国民生活の隅々にまで国民主権を貫く中で実現する。勝手に国会議員だけで椅子取りゲームをして、国民が不在になるような政治の延長に、国民主権が充実することはあり得ない。
日本共産党は、憲法を守る改革こそ国民が自由と民主主義を花開かせ、平和の下で生きる道だということを明らかにしている。国民が戦後70年間守り続けてきた立場が、花開けば日本は大きく転換する。憲法の精神は、国民の未来を切り開く力をもっている。本当の改革は憲法を生かすところにある。

雑感

Posted by 東芝 弘明