地域がかかえている問題とは何か
紀の川市議選挙の告示。かど真一郎、石井ただし、中村まきの3人が立候補した。

紀の川市は、職員の削減を徹底して進めるために図書館の廃止、保育所の統廃合と民間移管、自校方式の学校給食の廃止とセンター方式への移行、給食センターの統廃合などをどんどん進めてきた。「子どもに冷たく地域を壊す政治」によって市の積立金は108億円にも上っている。
紀の川市における5町の市町村合併は、合併10年後の合併算定替えという交付税の削減に合わせて職員の削減を進めてきた。この政治が異常な職員削減と施設の選択と集中を生み出し、異常な貯め込み金を生み出す結果となった。
自治体の仕事は、マンパワーによって成り立っている。職員を徹底的に削減すると目に見えて行政水準が低下してくる。今までなら十分きめ細かく精査されていた仕事が、ずさんになり計画段階でも驚くべき不具合が発生するようになる。
紀の川市でもこういう傾向がこれからさらに強まって行くだろう。
市町村合併は、交付税を削減するために国によって仕掛けられた自治体リストラだった。平成の大合併の号令に乗って多くの自治体が合併したが、合併は地域間に格差を生み出し地域を破壊した。那賀町と粉河町は、紀の川市の中でも著しく落ち込んだ地域になり人口減少が激しい。
「合併して何かいいことがありましたか」という問いかけに対し、「何もない」という答えが返ってくるほど地域は疲弊している。
こういう市政に対し、保守系議員と公明党議員は、基本的には全部賛成してきた。住民の代表として地域が疲弊するような施設の統廃合に対し、何もいわず全部賛成した責任が問われている。今まで取ってきた態度に対し、それにだんまりを決め込み、「住みよい街をつくる」といっても通らない。
今日は、朝9時から区長会との懇談会があり、午後は人権フェスティバルが行われた。
区長会との懇談会では地域のさまざまな問題が話し合われた。人口減少によってさまざなま問題が噴き出しつつある。耕作放棄地が落葉病やカメムシの発生、イノシシの繁殖を生み出し、放棄地を軸にして、落葉病が広がったり、放棄地がイノシシやカメムシの住み家になって耕作している畑に被害が出るという状況になっている。
空き家が増えているが、現在では地主との関係で空き家とは認識していない「空き家」が数多く存在し始めている。これから起こってくるのが持ち主のない土地問題だ。極端な人口減少の進展の中で、地域住民は同時多発的に発生するさまざまな問題に直面することになるということを予感させる懇談会になった。
午後、人権フェスティバルに顔を出して、紀の川市の支援に行った。夜の会議にも参加したので帰宅したのが夜11時だった。











ディスカッション
コメント一覧
私の住んでいる地域では、給食は自校方式ですが・・・。平成の大合併で私の住んでいる市も大きくなりましたが、住民サービスが低下したと嘆いている人多いですね・・・。
収支を考えずサービス重視では、財政が破綻します。
難しい舵取りですが収支を度外視したサービスで
債務超過に陥っても誰も責任をとりません。
夕張のように人口流出に拍車をかける結果になるのではないでしょうか。
私の地元も同じような状況なので頑張ってもらいたいですね。
共産党の主張は聞こえは良いですが経営・運営という視点が無いのは残念です。