改選過半数って何?

出来事

(画像は読売新聞から)

新聞の見出しにおどっていた「与党改選過半数」という見出し。改選過半数って何?、意味が分かりにくい。改選議席によって過半数を得たという意味だろうか。改選するときに自公維で3分の2の議席があったのに3分の2を維持できなかったのが、本当のところだ。自民党は66議席から57議席になり9議席後退した。自民党の後退によって3分の2を維持できなかったのは、手痛かったはずだ。

安倍総理は、憲法改正を真正面から訴えた。この点で言えば改憲勢力で3分の2あった議席を死守することが至上命題だったはずだ。しかし、自民党の議席を9減らすことによって、3分の2を確保できなかったので、極めて悔しい後退だったに違いない。なのに新聞報道は、意味の分かりにくい「改選過半数」という表現で、自公がいわば、完全勝利をしたかのように描いた。

1人区で野党統一候補が10議席を確保した。その一方で自民党がマイナス9になった。ここにニュースの一つの焦点があったはずだ。野党統一によって自民党に競り勝ったことを大きな変化として報道しないのか。忖度報道は、選挙の結果報道にさえ存在している。異常ではないか。


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Posted by 東芝 弘明