天下分け目の情勢

雑感

昨年は、新型コロナウイルス感染症という未知との遭遇だった。この未体験な状況のもとで、自公政権は右往左往し、野党の提案を次々に受け入れて、国民が求めるコロナ対策を受け入れてきた。
しかし、GOTOキャンペーンを始めた頃から政策的なカジが切られ、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいるポーズを取りながら、医療に対しても、国民の経済的な苦しみに対しても、積極果敢に新しい対応を打ち出すことをしなくなり、オリンピック実施に向けて遮二無二ことを進めるようになった。
さらにコロナ禍の中でデジタル法案の可決、75歳以上の人への医療費に割負担の導入、入管法の改定など、悪法を遮二無二推進している。

これは、政権の末期症状でもある。今やっていることが、どさくさ紛れの悪法推進なのか、それともコロナ禍を利用した反動化になるのか。それはたたかいによって決まる。災害をテコにして政治が悪化した例は沢山ある。コロナウイルス感染症対策の充実を通じて政治をよりよい方向に転換できるかどうか。政治の焦点はここにあり、今年行われる衆議院選挙の焦点もここにある。

天下分け目の情勢が目の前に展開している。負けるわけにはいかない。 


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雑感

Posted by 東芝 弘明