娘と夕方までいっしょ 2005年8月5日(金)

出来事

昨日の新聞にiTunes Music Storeが日本でオープンしたことが記事になっていたので、朝、さっそくアクセスしてみた。アクセスはまったく難しくない。iTunesがインストールされていて、インターネットに接続されている環境であれば、誰でも簡単にアクセスできる。まず、iTunesを立ち上げ、画面の左側のミュージックストアを選択するとMusic Storeのサイトにアクセスできる。いわばiTunesがMusic Storeの専用ブラウザの役割を果たす。会員登録をおこない、料金の決済方法を決めれば、すぐにダウンロード(購入)できる。1曲150円ないし200円だ。アルバムを一括購入すると割引がある。2400円というような値段がアルバムに付いている。この値段は決して安くない。しかし、アルバムの全ての曲がほしいというものでもない場合、1曲200円で新曲や懐メロが手にはいるのであれば、それはいいと思う。
昨日、オープンしたばかりのMusic Storeなので、いたしかたないが、まだ購入できるアーティストも少ない。楽しみは今後ということだ。
iTunesからMusicStoreへ、iTunesに登録すればiPodへという流れで楽曲を聴ける人は、今回のサービス開始で状況が一変すると思う。iPodと車との連携もどんどん強化されているので、車からCDやMDがなくなる日も遠くない。2000曲も5000曲もiPodに詰め込んで、車で聞くということが一般的になるだろう。
さて、おばあちゃんが3日間旅行に行っているので、今日は会議が始まる夕方まで、娘といっしょに過ごした。妻は和歌山市でおこなわれた研修に朝から参加した。
娘の1日も結構忙しい。ピアノの練習、こらしょの国語と算数のテキストの学習、水泳、英語の学習教室、日程が目白押しだ
妙寺の町民プールには、2人で2時頃行った。近所のSちゃんもおじいちゃんといっしょにプールに来ていた。2人はいっしょに練習し始めた。
娘は水泳の練習をしたいといって大プールにぼくを誘った。といっても自分1人では泳げない。深いので背が立たないのだ。プールサイドから4メートルぐらい離れてまっていると必死で犬かきのような泳ぎで向かってくる。
「ぷは」
息が切れたところで泳ぎも終わりだ。バタ足がうまくできないので、なかなか前に進まない。でも「えらいなー」と思うのは、弱音を吐かないで一生懸命がんばるところだ。
プールの飛び込み台ある端につかまって泳いではつまかり、泳いではつかまりということを何度も繰り返す。息が上がってくる。はーはーいいながらも決められた遊泳時間いっぱいそれを繰り返す。
本日の遊泳終了間際まで練習をおこなっていたので、プールの縁から真ん中の方に連れて行った。
「息が切れて沈んでも、プールの床を蹴ったら水の上に頭が出るから息できるやろ。そうしたらまた泳げるで。やってみ」
娘はいわれたまま、がんばり始めた。
息が切れた。しかし。体が斜めになってプールの床を強く蹴れなかった。
ブクブク。
ちょっと頭が出ただけで、また水の中に頭がつかってしまった。
あわててもがくが、顔が上がらない。
抱き上げると、少し水を飲んでいた。
「おとうさんが、おとうさんがおぼれさせた」
大きな声で泣き出した。咳が出る。泣く。咳が出る。泣く。
そのとき、終了のベルが鳴った。
せっかく楽しく水泳の練習をしていたのに、最後はむせて、泣いてという形になってしまった。
「おかあさんにいう。おとうさんがおぼれさせた」
娘はぼくを責め立てた。
近所のおじいちゃんは、「おぼれたりして、うまくなっていくんや」
笑いながら励ましてくれた。
プールがオープンになっている間、妙寺公園には、キャンピングカーのかき氷屋さんが店を開いている。娘はかき氷を買ってほしいというお願いをしていたので、買うことにした。
「いちご」
かき氷を手にすると機嫌はすっかり直っていた。
あれだけ、全力で泳いでいたのに疲れないらしい。
家に帰って英語教室に行く準備をしていてもちっとも疲れていない様子だった。
こっちは、無性に眠たくなってきた。
「♪♫♬疲れを知らない子どものように〜♪♫♬」
小椋桂の歌が浮かんできた。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

出来事

Posted by 東芝 弘明