ビラ配りと対話 2005年9月4日(日)

出来事

朝10時頃からビラ配りを始めた。配布途中で顔を合わせた人と対話していたら、なかなかビラ配布がはかどらない。
「郵政民営化、どう思います」
という質問と、
「構造改革で良かったことは何ですか」
という質問を出会った人にはしてまわった。
郵政民営化については、「よく分からない」という人と、「反対」という人がいた。賛成という人には出会わなかった。
今日は朝から連続して党首討論がテレビでおこなわれていた。「見ていてもよく分からない」という意見もあった。
「いったい何のために民営化するのか」という意見もあった。
構造改革については、良かったことを具体的に答えた人は皆無だった。
小泉さんは、「構造改革を着実に進めてきた」と語っている。
しかし、この改革の中身は国民に伝わっていない。
「大企業が史上最高の利益を上げている。企業が活動しやすいように構造を改革するという点では、たしかに成果が上がっている。一つは減税、もう一つは正社員を減らし、派遣労働とパート労働者を増やし収益を上げてきた。こういう分野で構造改革が進んだのでトヨタは1兆円の利益を上げるようになったし、奥田会長はめずらしく自民党支持を打ち出した。しかしこの改革は、国民にとってはリストラの嵐と収入減と不安定雇用の拡大だった。」
ぼくはこんな説明をした。
配布の途中で、「今日はカラオケに出るんやね」と多くの人に言われた。
なんだかローカルなところで妙に注目されていた。
夜、住民会館でカラオケ大会があった。
山本町長も来賓として参加して、1曲みんなに披露していた。地元の議員も歌を歌っていた。
プログラムの真ん中で町長のあいさつ、地元議員のあいさつがあった。町長があいさつしているときに司会者がしきりにぼくの方を指さした。あいさつしろということらしい。
仕方がないので簡単なあいさつをした。
ぼくが歌った曲は井上陽水の「少年時代」。伸びやかに歌うことができたので気持ちが良かった。間奏になったときに、ぼくの娘が舞台に駆け寄ってきて、花束を渡してくれた。渡したとたん走って席に戻ったので会場から笑いが起こった。
会館の30周年だったので、和気あいあいの雰囲気の中で会は盛り上がった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明