岩出町の渋滞の正体　2005年12月25日（日）

2005年12月25日雑感

今日はクリスマス。イブの夜はわが家でもささやかなパーティをして、ワインを飲んだ。
今日は朝から会議だったので3人の知人を車に乗せて会議のある会場へ。
帰り、岩出町にさしかかるとものすごい渋滞に巻き込まれた。時刻は6時頃を指していた。
「日曜日だからな」
「この時間帯混むよな」
「こういう時間帯は河南を走らないと」
車に乗っている人間は、思い思いのことを言っている。
20分ほど経過しても、ニノミヤあとにできたばかでかいWAYからなかなか進まない。
「備前の交差点を過ぎたら、少しはましになるかな」
「そうや、クリスマスやからな。日曜日やし」
備前の交差点を過ぎても車がなかなか前に行かない。
そうこうしているうちにミレニアシティの前にさしかかった。その頃から右側の車線に進路を変更する車が2・3台現れた。どうもそちらの方が少し流れがいい。
ぼくも後続車がとぎれた時点で車線を変更した。
おっ、車が少し動き始めた。左側ののろのろ走る車を横目で見ながら前に進む。
すると、拍子が抜けるように視界が急に開けた。
ケンタッキーフライドチキンのドライブスルーの前には、車の渋滞がまったくなかったのだ。
この渋滞、クリスマスのケンタッキー人気が引き起こした、ドライブスルー待ちの車が原因だった。延々2キロぐらいの渋滞は、車による行列のなせる技だったのだ。人間の行列なら、30メートルもあればすんでしまうのに、全長5メートルも7メートルもある車が列を作ると、何の関係もない車まで大量に巻き込んで渋滞を引き起こす。
「ケンタッキーは予約しないと買えない状態」
という話をラジオか何かで聞いたが、予約していてもドライブスルーを活用したら国道まで車があふれ出してしまうのだ。
クリスマスには、ケンタッキーには気をつけろ。ケンタッキーがある道の場合は、右側車線を走るかルートを変更してケンタッキーを回避するのがよろしい。
これが今日の教訓だ。
”クリスマスの時はドライブスルーを中止します”
お店としては、こういう対応策が必要なのかも知れない。