政権交代の時代へ

出来事,雑感

10時から第3回中央委員会総会が開かれたので主張した。なによりもいのち、ぶれない日本共産党というスローガンは伊達ではないなと感じた。党中央委員会は、今度の衆議院選挙を野党共闘の勝利と日本共産党の躍進という2つの大目標を達成して、政権交代を実現する選挙だと言い続けてきた。ぼくはしかし、なかなか進まない政権協議や政策合意の状況の中、野党共闘も政権交代も難しいのではないかとい思いを持ってきた。その中でどんな状況にあっても日本共産党を比例代表選挙で躍進させることに徹すればいいと思ってきた。

しかし、党中央委員会は、5年間の野党共闘の蓄積に対する信頼を深く持って、政権交代を実現する選挙だと言い続けてきた。この姿勢は全くぶれなかった。中央委員会が開かれたその日の朝、野党4党は市民連合が示した政策で合意した。この合意を元に政権協力に向けて前進しようという呼びかけが、現実味を強く帯びてきた。

安倍・菅政権の9年間の政治が破綻した。この政権は長かっただけに、自民党・公明党そのものの政治路線となり、今国民の目の前で総裁選挙に立候補する顔ぶれが揃いはじめているが、結局はどの人もみんな、安倍・菅政権を支えてきた人々であり、掲げる方針にも政治に転換を期待できないようなものになっている。

野党による政権交代以外に国民の命は守れないし、政治の転換はない。国民のくらしに希望を開くためには、政権交代以外道がないということだと思う。
野党はだらしがない?というのは、マスメディアが作り出したもの。自公政権が振りまくこの情報を垂れ流しにしてきただけのものだ。野党は、この5年間、一緒にたたかう中で、豊かな政策的合意を積み重ね、今日にいたった。今日発表された政策の合意は、自民党と公明党が強権的に推し進めてきた政治を根本的に転換できる具体的な内容をもっている。自信を持っていい。野党は、政権を担うことのできる豊かな合意を掲げて選挙をたたかおうとしている。この内容をみれば、民主党が政権交代を実現したとき以上に野党はよく学び、よくたたかい賢くなっている。

激動の時代。1日にして、一夜にして猫の目のように事態が変わる状況にある。菅政権は8月2日にコロナ感染者の原則自宅療養という方針を打ち出して、法的には隔離して治療しなければならない国民を見捨てる態度をとった。その結果、その1か月後に、菅首相は、パラリンピックの最中に辞任を表明せざるを得なかった。国民の命をないがしろにしてきた政権は、延命を図ることができずに自滅した。問われているのは、誰が総理総裁になるかということではなく、国民の命を見捨てているこの事態をどうすんねん、ということだろう。このことに真剣にならないで、総裁選挙にうつつを抜かしている人たちに、国民の命は守れないのは確かではないだろうか。

総裁選挙は、政権投げ出しを取り繕うだけのもの。目先を変えるだけ。衆議院選挙で問われているのは、政権交代。ここにこそ政治を良い方向に変える展望がある。

出来事,雑感

Posted by 東芝 弘明