お庭で野点

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お昼ご飯を食べると、庭に出ていた娘が大きな声を張り上げた。
「お父さん外に来て」
「なんや」
こっちも少し大きな声を出した。
「いいから来てよ」
張りのある声が返ってくる。
外に出ると、ビニール製の風呂敷を2枚敷きつめ、雨傘を開いて日よけにした「野点」らしきセットが目に入った。
さらにビニールの風呂敷とケロッピーの野外用シートを敷いて、野点が完成した。
お茶は出なかったが、娘と2人傘を日よけにして寝転がった。
空が青い。
日差しはきつい。
家の前の庭には、細かいコンクリートガラの入った砂利を敷いているので、頭に小さな砂利の存在を感じる。
「トンキー(ぬいぐるみパンダの名前)を枕に貸してよ」
「だめ」
娘は、そう言ったあと、箱のなかからガーゼハンカチを取り出した。
「これ使いよ」
ハンカチを受け取って頭の下に敷くと、ポチポチこつこつした感触がなくなった。
土曜日が授業参観だったので娘は5月1日も振り替え休日だ。この3連休、退院してきたおばあちゃんの世話もしなければならないので、どこにもお出かけする予定がない。娘は暇をもてあましている感じだ。
ぼくの方は、3日連続で生活相談を受けた。
齋藤孝さんの「段取り力」という本を読み始めたが、なかなか段取りどおり行かない。
赤旗の集金も、集金先でいろいろな会話になってなかなかはかどらなかった。
かつらぎ町は、この連休、あんまり留守宅がない。
休日の静かな感じが町に漂っている。


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Posted by 東芝 弘明