本音が生きる発言
後期高齢者医療制度の中で75歳以上の人の医療費の2割負担が、今年の10月から一定の所得以上の人に対して実施される。この問題をめぐって、請願1本、陳情2本がかつらぎ町議会に提出されている。今日は厚生文教常任委員会が開催され、継続審査となっていたこの案件を審議した。1人の議員が所用で欠席だったので、参加した委員は4人、委員長の私とで5人だった。採決の結果、2対2で意見が分かれたので委員長の判断によって、請願は採択された。これによって、賛成者3人で本会議に意見書を提出することになった。
1人の議員は、「私は消費税にも反対している。今まで何度も国にだまされてきた。もう人生も終わりに近づいているので、自分の意思を明確にしたい。この2割負担にも反対する」と明確な態度表明をなされた。本音が生きる発言だと感じた。
午後は岩出に行き、話を聞かせていただいてから役場に行った。役場に着くまでにかなり眠たくなってきたので、窓を開けて車を運転し、役場の駐車場で30分ほど仮眠をとった。眠気がすっきり消えた。
ある課長は、
「議員、今日はずっとあそこに車を停めてたんとちがうか」と訊いた。
「いやいや、岩出に行って戻ってきた。車の中で寝てた」
と説明した。
