狭まる個人の権利利益

出来事,議員の活動

朝、新聞配達後、議会の個人情報保護条例に対する質疑の準備をした。個人情報は、利活用に舵を切り、第1条の目的を基本的人権の擁護から個人の権利利益の擁護へと後退させた。基本的人権は、日本国憲法に規定された、生まれながらにして全ての国民がもっている永久の権利、これに対し個人の権利利益は、個人情報保護法が改正されるたびに、利活用をめぐって狭められる可能性があるものになる。いま、国会には、銀行の口座がマイナンバーカードに紐付けされる法案が提出されている。原則紐付けで、本人が申し出て「紐付けしないでほしい」と言ったときだけ、紐付けされないことになる。

活用が広がる個人情報。そのたびに狭くなる個人の権利利益。こういうことがさらに起こってくる。なのに、国民のほとんどがこのことをまだ知らない。


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出来事,議員の活動

Posted by 東芝 弘明