5000万件、宙に浮いた年金

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年金の掛け金に関して、台帳からコンピューターに移し替える際に膨大な入力ミスがあり、5000万件が宙に浮いていることが明らかになった。それ以外に、納めたのに記録が残っていない消えた年金問題も浮上している。
政府自民党は、この問題に対して、申請主義の立場に立って、自分の年金の掛けた期間に対して、疑義がある場合は、申し出るようにという態度を取っている。申し出た場合、国民の側が、宙に浮いた年金について証明しなければならないとしている。
証明といっても、できない方も多いだろう。証拠書類がなく、領収書もない場合、元同僚の証言などで判断しないと不可能という話になるだろう。
この宙に浮いた年金問題は、国民が年金を納めているのに、記録がきちんとおこなわれず、誰の年金掛け金なのか分からなくなっているということだ。この宙に浮いた年金は、20代から100歳を超える年代ですべておこっているという。
年金を掛けた国民が自分で証明しなければ、給付できないというのであれば、ものすごく多い方々が、証明できないまま泣き寝入りしなければならなくなる。
ミスを犯したのは国であって国民ではない。現実に膨大な年金掛け金が宙に浮いているのだから、国は責任をもって、国民の年金を保障すべきだ。
政府の対応は、いわば自己責任を忘れた対応だろう。
「年金100年安心」と公明党は言ったが、安心どころか、年金100年心配という事態になりつつある。
自民党は、内部から腐りつつある。


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Posted by 東芝 弘明