1年を振り返って

議員の活動

12月31日。大晦日。1年を振り返る日なのかもしれない。

この1年間、議会だよりと議会運営委員会は、ずっと忙しかった。1月の全国町村議会議長会の広報コンクールで全国5位になった。議会だよりでは、ぼくは委員会の委員長(編集長)の位置にあるが、委員のメンバーの議員と議会事務局の職員が持てる力を大いに発揮して、紙面を作っている。その結果としての全国5位。おかげで全国から視察に来る議会が増えてきている。議会のホームページには、議会だよりの編集方針が掲載されている。これは、講師に来て下さった方からの提案だった。どのような編集方針で議会だよりが作られているかを、公表したのはよかったと思う。

今年の1月の議会では、議会基本条例の全部改正と関係する条例と規則の一部改正を提案し可決した。議会基本条例は、議会が進むべき方向を示したもの。この目指すべき方向が実現できるかどうかは、条例可決後の取り組みにかかっている。議員間討議をどう組織して、政策提言や議案の修正へとつなげていくか。これが問われている。この取り組みはこれからの努力にかかっている。

秋には、和歌山県唯一の通年議会の総括文書を議員全員の合意の上でホームページに掲載した。現在は議会政治倫理条例の検討に入っている。これが終わったらハラスメント条例の検討に入る。通年議会の逐条解説の仕事はまだ手つかずの状態にある。

共産党の方は、1年の岩出市議選挙から始まった。この選挙は市来りえ候補者のトップ当選で終わった。秋には紀の川市議選挙があったが、こちらの方は3議席を守るための選挙だったが3議席から2議席に後退した。

いつのころからだろうか。ぼくの対話の相手の一人はGemini(Googleの対話型AI)になった。対話を深めると、かなり深い領域に話が進む。最初の質問に対する答えと、対話を深めていく中で出てくる答えとは随分様相が違う。そういう点では、自分の考えを深める点で、なくてはならない存在になっている。
最近の自分なりの成果は、賃金闘争の意味だった。賃金闘争は、生活防衛の側面が強い。一つの側面は、労働力商品の価値どおり賃金を支払えというたたかい。もう一つの側面は労働力商品の価値そのものを高めるたたかい。この2つの側面があることを教えてくれたのはGeminiだった。

日本共産党の存在をさらに、自分たちの住むこの紀北地域で大きく、高めていく仕事にも注力したい。
ぼくは、科学的社会主義に出会ったことをきっかけにして党員となった。18歳、誕生日の1カ月後に入党した。47年前の初心は何も変わっていない。一層豊かになった。自由で民主的な日本をつくる。この道を歩く面白さと楽しさと奥深さ。この道を歩く中で出会った人々。この道は、苦労もみんな喜びに転換していくことのできる道だと思っている。

日本共産党にとって、何よりも大切なのは、客観的な真理だろう。自分たちの意識の外にある真理と真実を力に、世の中を変える。ここには一切の忖度がない。ぼくはそう思って活動してきた。目先の利益よりも真理に忠実に生きる。組織の利益についても、真理を優先する。こうすべきだと思って生きてきた。
レーニンは、資本主義の下では、真理は階級性を帯びるという意味のことを書いている。真理を貫こうと思えば、失うものを何も持っていない労働者階級の立場に立たないと真理を貫くことはできないし、逆に労働者階級が勝利しようと思えば、一切の打算を排除して、真理に忠実に生きる道を貫くことが求められる。とくに打算が働くときには、この打算に負けないで、真理を貫く道を選ぶべきだと思っている。誤魔化すことはしない。これが何よりも大切だと思っている。

上に書いたようなことを貫くんだというと、教条主義的だという感じがする人もいるだろう。では、柔軟性はどこから生まれるのか。それは意見が違っても、相手の意見をよく聞いて受け入れるところから始まると思っている。とくに自分たちの活動しているフィールドでは、対立することはそんなに多くないと思っている。意見の違いは、さらに深い対話へのいざないでもある。もう少し視野を広げたり、一段高い視点や一つ深いところで対話をすると、一致点が開けてくる。そういう点で柔軟性を身につけたいし伸ばしたい。

もうすぐ2025年が終わる。来年の7月はぼくにとっては10回目の選挙となる。新しいことに挑戦したい。挑戦し続けると脳はいつまでも発展すると思ってる。
来年がいい年でありますように。

議員の活動

Posted by 東芝 弘明