学習と調査が相互に関連しあって
朝8時集合で笠田小学校の清掃作業があった。
日差しがきつい。
「こんな転校なのでできるだけ速く作業を終了したいと思います」
環境整備部長さんのNさんは、作業前のあいさつでこう強調した。
柄の長い草削りの道具を手に地面に生えている草と格闘していると汗が噴き出してくる。
玉のような汗というか滝のように流れる汗というか、とにかく全身汗まみれになる。
1時間が経過すると教頭先生が休憩してくださいという放送をおこなった。
休んでいるとポカリスエットが配られた。
熱中症対策にはポカリスエット。うん、これが一番いい。
作業は、10時前に終了した。PTA会長のKさんがあいさつをおこなって解散となった。
帰ってからシャワーを浴び横になると眠くなってきた。朝5時45分に起きて新聞配達をしたので、眠気がぶり返したのかも知れない。
お昼前から、妻と娘の3人でお家の掃除をおこなった。ぼくの分担は2階の部屋の掃除機かけと廊下、窓枠の雑巾かけ。2階に上る階段を雑巾かけすると思った以上にホコリがついていて、雑巾が汚れる。階段は途中からヌードという様式のものなので、表側と裏側を丹念に拭いていった。あまり裏側を吹いたことがなかったので、裏側の汚れが思った以上に大きかった。
またもや、玉のような汗というか滝のように流れる汗が吹き出してくる。一時的なのかも知れないが、体重が確実に減っている。午前中の作業で、体重は59.8キログラムまで下がり、うれしくなった。
当然、過度なほど水分補給をしながら掃除した。
さて、今日は事務所で「住民と自治」8月号に掲載されていた保育関連の論文と実践報告記事を読んだ。日々学習を重ねる努力をしないと、変化が激しい。構造改革の流れの中で政府側からも次々と新しい施策が具体化されてくるし、その施策がさらに猫の目のように変化してくる。学ばざるものは、変化について行けなくなる。
記事を読む度に何かしらの新しい視点に気がつく。総やって付け加えられてくる新しい視点が、具体的な現状把握や分析の力になる。
選挙で中断していたさまざまな問題意識が、本を読む度によみがえってきたり掘り返されたりする。本を読む度に学び足りないことを自覚させられる。それがさらに本を読みたいという意欲と結びつく。
視野と観点を深めながら現実の課題に立ち向かっていく。これが議員の姿勢としては大事だと思う。刑事じゃないが、現場を重視する。現場には豊かな事実がある。現場に立ち、実際の状況を見る中で、視野と観点は生き生きと動き出す。現場というのは、単に作業している場所だけを指すのではない。行政のデスクワークも含め、そこには物事を動かしている「現場」(事務作業の現場はデスクワークそのものだ。ここを変えることも大事な場合がある)がある。
長靴を履いて立つ現場はなおさら面白い。日本のハイテク技術は、そういう現場でも豊かに生きている。現場に立ったときにどれだけイメージ豊かにさまざまな視点を感じ取ることができるのか。ぼくは、これを大切にしている。多面的な視点を感じ取れば、率直な質問を重ねて説明をしていただく。そうやって事実をできるだけ豊かに把握しようとしてきた。
資料の収集や調査が面白いのは、おそらく推理小説の謎解きと似通っているところがあるからだろう。自分が調査によって手に入れた生きた認識によって、本質に迫っていくと新しい問題意識が生まれ、それが新しい政策提案と結びつく。
AがBになるということは、当然Cであることも考えられる。では実際Cはどうなっているのか。こうなっているのではないか。そんなことを考える。
調査の中で芽生えた問題意識が、次の問題をとくカギになり、それが見事に的中することもあるし、時には、自分の問題意識を大きく越えて、さらに豊かな様相を示すこともある。
だからこそ、調査は面白い。
一つの質問を組み立てるときに、認識の発展的なプロセスが自分の中に蓄積される。この調査のプロセスが、実際の質問に生きる。自分の認識の歩みが、当局に迫っていく質問の組み立てに生きるということだ。
議員活動の魅力の一つはここにある。
別の角度からいえば、自分の問題意識が、調査の中で打ち壊されていくプロセスが面白いのだとも言える。事実の方が認識より豊かなので、調査のプロセスは、自分の認識がぬり変わっていくプロセスでもある。発見に次ぐ発見。調査にはそういう側面もある。
これは、鋳型に事実をはめ込むのとは正反対のものの見方、考え方だろう。調査の中にサプライズがあればあるほど、知的好奇心は刺激される。
作家の話や研究者の話が刺激的で面白いのは、発見や解明が従来の認識を打ち砕いてドラマチックに展開されるからだろう。調査には同じおもしろさがあるということだろう。
9月議会の準備が始まる。今度はどういうテーマに挑戦するのか。
視野を広げながら組み立てていきたい。








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