小学校卒業まで医療費を無料に

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小学校を卒業するまで医療費を無料にする条例提案をおこなった。提出者は東芝弘明で賛同者は宮井健次の両議員。
提案説明のときに次のような補足説明をおこなった。

以上、今回の改正案は、今読み上げたとおり医療費の無料化制度を小学校卒業時まで拡充するというものです。
最後に若干の補足説明をおこないます。
この制度を実現するのに必要な財源は、2000万円程度です。この予算の規模は、17年までかつらぎ町が単独で実施していた乳幼児医療費無料化の予算規模2700万円を大きく下回るものです。したがって今回の提案は、かつらぎ町が独自におこなっていた医療費の無料化制度を、県の施策が拡充した中で、維持しつつ発展させようとするものです。実現すれば、県下に例のない施策になると思われます。
かつらぎ町は、近隣市町村の中で乳幼児医療費の無料化の年齢を就学前まで広げたことによって、若者定住・子育て支援の姿勢を内外に鮮やかに示しました。県の施策として制度が拡充されるまで、この制度は、本町の先進的な施策として光彩を放っていました。
本町は、現在、財政的に厳しい状況にありますが、どのような町をつくるのかという姿勢を示すことが非常に重要になっています。財政難のもとで住民関係の予算が削減されるとともに税と社会保障の負担増があらわになっています。閉塞感が蔓延しているような状況下で、この制度の実施は、希望ある光を放つものになると確信いたします。
本町の17年度決算に対する決算委員会の委員長報告は、次のように述べています。
「若者定住促進の施策について種々取り組んでいるが、その一つである乳幼児医療費の無料化について、特徴ある町づくりの目玉の一つとして、原稿の対象年齢を引き上げることについて検討されたい」
今回のこの議案は、決算委員会の委員長報告を具体化するものでもあります。
ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願いいたします。これで提案説明を終わります。


この条例提案に対して保守系議員の方々は、質疑をしてくれるだろうか。以前にもあったが、黙って無言のまま反対するだろうか。
財政的には、現在これを実施することには勇気がいるだろう。しかし、この制度は、17年まで町が取っていた態度と同じものであり、実施に踏み切れないものではない。
いずれにしても、さまざまな角度から質疑をしていただいて、反対なら反対という態度を取っていただきたい。


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Posted by 東芝 弘明