新城小学校の同窓会は楽しかった

雑感

1月2日の同窓会は、新城小学校を卒業して40年ぶりにはじめて開かれたものだった。
40年という年月は長い。
当時、新採だったT先生は、3年間新城小学校ではじめて子どもたちと向きあったが、3年目の年に結婚をして59歳で1年早く退職されていた。
M先生は、87歳という年齢になられていた。
当時の新城小学校は、50人を下回る生徒数だったように記憶している。40年前の学校は、すでに複式学級だった。
今回は、ぼくたち12人の学年を真ん中にして一つ上の学年と一つ下の学年の3学年で同窓会を開いたものだった。

子どもだったぼくたちも50歳を超える年齢になっている。
集まってみるとみんな、子どもの時代の面影がある。でも、街の人混みの中ですれ違っても気がつかないまますれ違っているのではないかと思われた。子どもの頃の記憶を出し合っていくと、覚えていることが様々に違っているので、なかなか面白い。
ぼくのようにM先生の授業の内容を克明に覚えている者もいれば、ソフトボールの試合の遠征を鮮明に覚えている者もいる。みんなM先生とのかかわりで様々な思い出をもっており、それが生きる力になっていたようだ。

同窓会では、11時30分から4時30分頃まで語り合っていた。5時間という時間があっという間に経っていた。
どれだけ時間を費やしても足りないぐらいだった。
M先生は、3時頃H君の運転で帰っていったが、当時のことをよく覚えていた。亡くなったT君の柿を採ってものすごく叱られた事件を先生は鮮明に覚えていたが、記憶にない人もいた。こういう記憶の違いというものが面白い。いろいろな話を出し合っていくと話が立体的に立ち上ってくる。

来年も同窓会をしようという話が出た。今度は、ぼくの学年よりも1学年上から6年間の学年のすべて、つまりその当時の新城小学校のすべての生徒を集めて同窓会をしようという話になった。M先生もT先生も参加してもらえれば、こんなに嬉しいことはない。
当時の新城小学校を再現できれば面白いだろう。
また、ぼくとI君とH君を軸に同窓会を計画しようと思う。

新城小学校は、今年の3月末で廃校になる。
学校がなくなることは寂しい。
小さい学校だったので先生と子どもたちの交流は深い。大きな学校にはない良さが小さい学校にはたくさんある。ゆきとどいた教育は小さい小学校に存在する。

雑感

Posted by 東芝 弘明