演歌で始まる冬の朝

2008年2月22日未分類

紀ノ川の向こう側は渋田という地域。西渋田には、地域の放送システムがある。ときどき朝7時前に放送がおこなわれる。
「西渋田放送」
ぼくが高校生のころは、そう言って放送をおこなっていた。
このような放送システムは、かつらぎ町の様々な地域にある。ぼくが生まれ育った新城地区にも地域放送のシステムがあった。新城の放送は、連絡の前に「松の木ばかりが松じゃない〜」というレコードが流されていた。考えてみるとかなり面白い。
数日前に聞いた「西渋田放送」は、かなりねちっこい演歌がかけられていた。朝の寒い空気の中に流れる演歌。
冬は朝なり。演歌の流れるもおかし。
一日の始まりに演歌。濃厚な始まり。