決然と散る桜
休みをいただいて富田林市の錦織公園に行ってきた。この公園には子どもが遊べる大きな公園が2つある。「やんちゃの里」と「水辺の里」だ。
かなり広い敷地を自然を残す形で公園にして、遊歩道をたくさん造っている。歩いているといい気持ちになる。
公園について、娘の名前を呼ぶと、「こんにちは」という声がして振り返った。
「どこかで聞いた声だと思いましたよ」
みなれた笑顔がそこにあった。
役場の職員のH君だった。家族でこの公園に遊びに来ていたのだ。
どこかに行けば、必ずといっていいほど知った人に出会う。面白いほどだ。
映画館の前で役場の職員に出会ったこともあったし、同級生に出会ったこともある。
岸和田で高野山の親戚の方に出会ったこともあった。
錦織公園は、散策しても楽しいし子どもと遊んでも楽しい公園だ。外環からすぐのところにある公園だが、中にはいると車の音がほとんどしない別世界に入ることができる。
かつらぎ町にも県立のこういう公園があればいいのになあと思う。県が管理してくれて、かつらぎ町がお店を出して儲けをあげるなどという虫のいい話が降ってわいてこないかな。妻と2人こういう話をして、「やんちゃの里」から「水辺の里」まで歩いた。娘は1人、「やんちゃの里」で夢中になって遊んでいた。
最近、休みというとこういう遊び方をしている。お金をほとんど使わない遊び方がいい。
気持ちがゆったりしてくる。
帰りに役場の方にまわって七郷井の両側に植えられている桜の花を見て、少し歩いてみた。桜の花のトンネルは、今年も美しく咲いていた。いろいろな桜の美しい風景はあるけれど、ここの景色は最高だと思う。
お昼休み、お弁当を広げて食べる職員の姿を見かけるが、この時期は心が和む時期でもあり、そして別れの時期でもある。
桜の花に見送られて、職場を去っていく人、入ってくる人。
桜の花は、ただいっせいに咲いて、最高点に達したときからいっせいに散り始める。
溢れるように咲いて決然と散る桜。人への思いは、散りゆく花に重なる。








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