本が水に濡れてべこべこになった
昨日、家の横の田んぼに面した道に車を停めた。道路の反対側への駐車だった。車を降りると残っている道幅は10センチほどだった。後部座席のドアをスライドして、10数冊の本を腕に抱えて、ドアを閉じた。バランスが崩れた。抱えていた本がずれて、何冊か田んぼに落ちた。田んぼには水があった。「ビブリア古書堂の事件手帖」第4巻と新たに買った「富士日記」(武田百合子著)が少し水に濡れた。
腕に抱えていた残りの本を道路の上に置いて、水に濡れた本を慌てて拾い上げる。自宅に帰って見ると「ビブリア古書堂」の頭の部分が水を含んで膨らんで波打っていた。「富士日記」は本の左下が水分を含んで膨らんでいた。
悲しい気持ちになった。
反対側のドアを開けて本を取り出せばよかった。と思っても後悔でしかなかった。
一度べこべこに波を打った本は、元には戻らない。「ビブリア古書堂」の新しい第4巻は、読み終わらないうちにかなりひどい感じになった。
第4巻では、篠川栞子の母親がいよいよ登場する。面白くなってきたが、本はべこべこだ。けこけこと屈伸運動のように本を折り曲げても改善するきざしはない。
昨年末の私は電子書籍リーダーのLideoを購入し、紙の本の整理をするようになりました。iPadは大好きだけど、これで読書をすると、老眼の私は目がとても辛い…。その点、電子ペーパー専用リーダーは目に優しく、文字も大きくできるので、もぅ諦めていた読書を再び楽しむことができるようになりました。
もちろん、水に濡れたりすることないし、旅にもたくさんの本をお供にできます。
おもしろそうな機械ですね。9,000円以内で買えるみたいですね。
そうそう、今日は、テレビの「ビブリア古書堂の事件手帖」を見て「たんぽぽ娘」のことがさらに気になったので、翻訳してくれて、ネット上に公開していた人がいたので読んでみました。
本当に短い作品でした。少し、心に染みるような作品でした。
私もたんぽぽ娘の翻訳をよみました。
なんというのかな…
一応、女の私にはうーん…みたいなロマンですね。
それから、ビブリア古書堂って今流行ってるのですね…私もLideoに第一巻を買ってみました。
なんか、中高生に人気ある小説らしいですね…
高校生だった遥か昔、おませだった私は大人の世界を描いた流行ものや、逆に海外や日本の超純文学に染まったりしましたが、本の虫と言われながら、年齢を重ね…重ねると…
老眼になやみ、一時は読書をあきらめてはいましたが、再びLiberoのおかげで本を読むことができるようになったので、ライトノベルの世界を覗いてみようかと…おもいます。
たんぽぽ娘の本を買うのはあきらめて、ネット上に翻訳した人がアップしたものがあったので読んでみました。名作というほどのものではなかなと思いました。短い作品の落し所という点では、星新一さんのショートショートの方が、落差があって面白いと思いました。
たんぽぽ娘は、設定に少し無理があるなあ(気がつかないというのは、おかしいですね)という感じがします。
ただ、ほのぼのとしたものが残るという感じがありました。
ビブリア古書堂は、4巻すべて読みました。5巻が出たら必ず買います。ということになりそうです。テレビドラマの原作という点では、「とんび」を読みたいと思いはじめています。議会が終了するまでお預けですが。