本が水に濡れてべこべこになった

出来事

昨日、家の横の田んぼに面した道に車を停めた。道路の反対側への駐車だった。車を降りると残っている道幅は10センチほどだった。後部座席のドアをスライドして、10数冊の本を腕に抱えて、ドアを閉じた。バランスが崩れた。抱えていた本がずれて、何冊か田んぼに落ちた。田んぼには水があった。「ビブリア古書堂の事件手帖」第4巻と新たに買った「富士日記」(武田百合子著)が少し水に濡れた。
腕に抱えていた残りの本を道路の上に置いて、水に濡れた本を慌てて拾い上げる。自宅に帰って見ると「ビブリア古書堂」の頭の部分が水を含んで膨らんで波打っていた。「富士日記」は本の左下が水分を含んで膨らんでいた。
悲しい気持ちになった。

反対側のドアを開けて本を取り出せばよかった。と思っても後悔でしかなかった。

一度べこべこに波を打った本は、元には戻らない。「ビブリア古書堂」の新しい第4巻は、読み終わらないうちにかなりひどい感じになった。

第4巻では、篠川栞子の母親がいよいよ登場する。面白くなってきたが、本はべこべこだ。けこけこと屈伸運動のように本を折り曲げても改善するきざしはない。


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出来事

Posted by 東芝 弘明