笑いの影で

雑感

インターネットで検索すると、かなり多くの人々が、自民党の「憲法改正草案」について、国家が国民を支配する、現代憲法の立憲主義を根本から否定したとんでもないものになっているという批判が行われている。

でも、こういう批判が、テレビや新聞にはあんまりでない。
自主規制が行われているのか、それとも、マスコミがこういう憲法の改正を求めているのか。
率直に聞いてみたい気がする。

テレビには笑いが溢れている。笑いの担い手は、人気のあるグループだったり、お笑い芸人だったりする。
ドラマにも面白いものがたくさんある。
人々が、屈託なく笑っている裏側で、日本国憲法の改正に向けたシナリオが実行に移されている。

計画の中心的な人々は、マスコミも含めて、用意周到に改憲のプロセス、シナリオを実行に移し、修正し、必要な手だてを講じる。
その周辺には、憲法改正プロジェクトを知っていながら、止めるための必要性を感じながら、押し黙っている人がいる。見てみないふりをしている人もいる。

その対極には、自民党の「憲法改正草案」の危険性を一生懸命に国民に真実を知らせようとしている人々がいる。

歴史は、そういう人々のせめぎ合いの中で足跡を残していく。真実がどこにあるのかは、過去の事実経過が最も有言に物語っている。誤魔化してきた人々も歴史の前では裸になる。

歴史は日々つくられる。現代を読み解く力は歴史の中にある。
誤魔化している国会議員のしゃべっていることをみても、よく分からない。その人の歴史を見れば、何を誤魔化しているのかが浮き彫りになる。

歴史は、現在に深くつながっている。現在は、その物事が発展してきた根のようなものをもっている。その根を遡っていけば、今の姿が浮き彫りになる。


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雑感

Posted by 東芝 弘明