日帰りスキーに行って来た
笠田育成協議会の最後の行事となった日帰りスキーに行って来た。場所は、滋賀県の余呉高原リゾート。
観光バス1台とワンボックスカー1台で朝5時に出発した。天気は晴天。夜から朝に変わりゆく景色の中を車は疾走した。余呉には8時30分頃到着した。滑りはじめたのは10時前だった。
目の前に広がるゆるやかなゲレンデには、ベルトコンベア式のなだらかなリフトがある。ここに子どもたちを集めて午前中は初心者の子どもたちのお世話をした。ぼくの役割は、子どもたちの腰やおしりを押して、このベルトコンベヤ式のリフトに押し上げるというものだった。
笠田の子どもたちは、ゼッケンを胸に付けているので、非常に見分けやすかった。子どもたちを押し上げていると、顔に潮が噴き出すほど、汗だくになった。
午後は、リフトに乗って山の中腹にのぼった。
いきなり急な斜面に直面して、子どもたちは、腰が引けていた。のに、帰る頃にはすっかり馴染んで、下まで滑り降りてくるようになった。
行き250㎞、帰り250㎞の往復500㎞の日帰りスキーだった。
「今日は楽しかったですか」
解散前のお話しで、同行してくれた公民館長が子どもたちに問いかけた。
「ハーイ」
疲れが吹き飛ぶような返事が返ってきた。子どもたちの笑顔に出会うために4年間、育成会に関わってきた。最後のイベントは、はじける笑顔を見て終わった。幸せな気分になった。
