敬老会が開催された
午後1時から笠田公民館で笠田婦人会主催、笠田区長会後援による「敬老会」が行われた。敬老をお祝いする気持ちのこもった敬老会だった。
長寿を祝う気持ちをいろいろな出し物によって伝えるのを見ていると、何だか胸に迫るものがある。
経済の行き詰まりによって、生活が厳しくなっているこの時に、老いも若きも集まって、敬老を祝う催し物が開かれるのは嬉しいことだと思う。
町政アンケートに寄せられている意見を見ていると、「中学校卒業まで医療費を無料に」という政策に対して一番多いのは「賛成」という意見だが、書き込まれている意見には、「お年寄りはどうなるんだ」というものが結構多い。世代間の対立があおられている中で、対立的に捉える傾向が前面に押し出されてきているのを感じる。
町づくりのことを考えると、子育て支援とともに高齢者対策の充実をということになる。若者の定住人口を増やすということと、お年寄りになっても住み続けられる町をつくることは、同時におこなうべきものだ。若者だけ、お年寄りだけというような政策では、活力は生まれない。どうして、対立的な考え方が押し出されてきているのか。この問題は探究すべきものを含んでいる。
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