民主党のチラシに寄せて
ブログのデザインを再々変えて申し訳ありません。どうも 、。」などが禁則処理されずに行の冒頭に来るのががまんできなかったのでデザインを物色していました。でもなかなか気に入ったものが見つかりませんでした。アメーバのデザインは、自由度がないばかりか、女性的なものが多く選ぶのに苦労していました。
今回、禁則処理がおこなわれるものが見つかったので、これにしました。
デザイン的には、だんだん種類が増えているエキサイトの方がいいように思います。
デザインの自由度の高いブログは、印刷に難があったりします。アメーバは完全にサイバーエージェントが管理しているのでそういう心配はありません。ということで、デザインを変更いたしました。
ここからが本題。
かつらぎ町の役場前で阪口直人さんが演説をおこなっていた。反応がいい。街宣への反応はぼくたちよりもかなりいいように感じた。民主党への風というのはこういうことなんだろうと思わされた。
ぼくも、役場の交差点から出るときに車の窓を開けてチラシを1枚もらった。
後援会決起集会の案内と自民党のマニフェストと民主党のマニフェストを比較したビラだった。
後期高齢者医療制度の廃止と年金最低7万円保障（約6兆円）
月額26000円の子ども手当支給と高校の授業料無料化（約5兆円）
農家への個別所得保障の実現（約1兆円）
これだけで12兆円の財源が必要になるが、財源の根拠については「毎年12兆円を超える天下り（──そんなにないだろう？）、国と地方の二重行政、縦割り行政の無駄など、政治と行政の癒着が生み出す無駄遣いをなくします」と書いている。
これでは財源を示したことにはならない。
高速道路の無料化と暫定税率の廃止で財源は3.8兆円必要だといわれている。これは、今回のビラには書かれていないので、これも加えると改革に必要な費用は15.8兆円になる。
うーん。
おかしい。
日本共産党は、大企業と大金持ちへの減税を元に戻す、つまり法人税3税30％→40％に（4兆円）
高額所得者の所得税と住民税の合計所得比40％→65％、相続税の最高税率も元に戻す（1兆円）
研究開発減税などの大企業優遇税制をただす（1兆円）
株の配当及び譲渡所得への課税を法律が定めた税率に戻す（証券優遇税制の廃止）10％→20％に（1兆円）
ということで7兆円の財源を確保するとしている。
歳出の無駄遣いの是正では、
軍事費の削減（1兆円）
大型公共事業の無駄遣いの削減（1.9兆円）
政官財の癒着や特権による浪費の削減（6000億円）
政党助成金の廃止（320億円）
その他（1.5兆円）
で5兆円の財源を生み出すことを明らかにしている。
日本共産党は、12兆円の財源確保にみあう改革を打ちだしている。この関係もあって高速道路の無料化、暫定税率の廃止には賛成していない。暫定税率については、廃止をせずに環境税に切り替え、環境を守ることに使うよう提案している。地球温暖化防止でいえば、公共交通機関の活用を促進する施策の方がいいし、自動車だけを有利にすると公共交通機関の衰退という悪影響さえ出かねないという問題もある。
政権交代を現実のものにするのであれば、もっと精査して責任のある訴え方にしてほしい。
民主党政権が誕生しても、同時に日本共産党が比例で伸びれば、民主党のいい加減さにもメスを入れ、財源論的にも民主党に迫って、国民の願いが実現する方向に政治が進むようがんばることになる。
行動する是々非々。これでがんばりますと訴えている。
