読書の中断
今回の台風が日本列島を縦断して、過ぎ去れば秋になると思われる。
いつも、
議会が終わると読んでいた本との関係が断ち切られて、読書の中断が起こってしまう。議会中本を読まない訳ではない。むしろ集中していろいろな資料を読んでいる。今回は、子どもの貧困に関わる本を読み、資料を読み込んでいた。しかし、それまでに読んでいた本の幾つかが、読んでいる途中で関係を断ち切られてしまった。
議会があると問題意識が塗り変わる。議会が始まる前に戻るのに時間がかかる。
それだけ、集中していたということなのかも知れない。四六時中、ものを考え続けていると、車を運転しているときに閃いたり、歩いているときに気がついたりする。そのひらめきが新しい視野を開くときがある。
一つの質問準備が終わると、確実に新しい視野の上に立って、集中して見ていた問題を見ることができるように変化する。そういうことを積みかさねて行くところに議員活動の面白さがある。
10月に入って秋の入口に立ったような感覚になった。そうだ、読みかけていた本に戻ろう。そういう気持ちになった。ただし、明日は議会の準備に没頭する必要がある。その次の日は、ビラとポスター作成に没頭する必要がある。その次の日には、絶対に会議の準備をやり尽くしておかなければならない。
どうも忙しい。頭の隅に「映画を見たい」という意識がある。『シン・ゴジラ』と『君の名は。』だ。見ないうちにハコにかからなくなるかも知れない。
