コンビニ店員

出来事

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『コンビニ人間』を読んでから、コンビニ店員について考えることがある。
今日は、事務所で作成した封筒をコンビニに持って行き、重さを量ってもらいながら切手を貼ることにした。12通の封筒の重さは47グラムの封筒が8通と50グラム超えの封筒が4つあった。女子店員ははかりを持ってきて重さを量りながら封筒を振り分けてくれた。
郵便局が閉まっていても、コンビニがあれば郵便を出すことができる。
「いろいろな仕事をしなければなりませんね。覚えることが多いでしょう」
声をかけた
「もう私も長いんでなれました」
「とにかく、便利が売りですからね。上はいろいろなサービスを増やしてくるでしょう。最近は、外国語でも対応しますよと言っているので、大変ではないですか」
「観光バスで降りてきたときは、緊張しますけどね。もう身振り手振りですよ」
「へえ、そういうことがあるんですか」
「はい」
こういう会話をしていると、切手の値段が決まり、目の前で一つ一つ切手をちぎって並べてくれた。スポンジに切手を乗せ水を染み込ませて、1枚1枚貼った。お金を払って、外に出てコンビニの横にある郵便ポストに封筒を投函した。

夕食の時に娘が大学生になったらバイトするというので、
「コンビニの店員になったらいいよ」
と声をかけた。
「何でコンビニなん」
「コンビニって、仕事がものすごく複雑やもん。コンビニにはあの複雑な機械があるやろ。お客さんに『ちょっと使い方教えて』とか言われるしね」
「あんまりにも作業の動作が遅いので、『遅い、もっと早く』って、店長に怒られるんと違うか」
妻が笑った。


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出来事

Posted by 東芝 弘明