「あさひ」を訪問した
特養に入っているおばちゃんを訪ねるために「あさひ」に行った。玄関を入ると広いロビーがあった。昨年できた施設なのでものすごく新しい。
向かって左手に下駄箱があり、その手前に手洗いの場所があった。「手を洗ってください」という女性職員の指示に従って3人で手を洗い、案内に従ってエレベーターで3階に上がった。
廊下はかなり広く、居住スペースは4つに分かれていた。
おばちゃんは、共同生活室と呼ばれているテーブルのある部屋で車イスに座っていた。
入ってまだほとんど日が経っていなかったが、穏やかな顔をしていた。差し入れに持っていったお菓子類は、管理している職員が預かってくれた。声を掛ける話し方が優しかった。
落ち着いて生活している感じが伝わって、ホッとした。
この施設は、かつらぎ町の元企業誘致の場所にある。奥には大きな農協の選果場が見える。登っていく道の途中にはあんぽ柿の処理施設があり、さらにその上には、工事中の元シイタケ菌床栽培施設(あんぽ柿加工処理施設へと改築する)がある。「特別養護老人ホームあさひ」の南側には、「老健施設アメニティかつらぎ」がある。高台にあるので見晴らしがいい。
企業誘致として開発された土地が、現在のような姿になることを当初は誰も予想していなかった。議員になって27年。時間の流れによってこの場所は、こういうような形になったのだと思った。