日本共産党はこんな政党です
日本共産党は、国民全体から見ると特異な政党だというように思っている人が多いのだと思います。
ソ連や中国と同じように政権を獲得したら民主主義を踏みにじって一党独裁の体制をつくると思い込んでいる人もいるでしょう。
みんなが特別視するので特別視しておこうという人もいると思います。
日本共産党は、創立以来一貫して国民主権を求め、侵略戦争に反対した政党だということを知らない人も多いでしょう。今の日本国憲法に国民主権を明記させる上で決定的な役割を果たしたことも知らない人が多いと思います。
戦後日本共産党は、公然と活動できるようになり、治安維持法によって弾圧したこと自体が誤りだったことが認められ、出獄した人が多数いたこともあまり知られていません。
戦後一時期は、ソ連共産党の率いるソ連で社会保障が実現して労働者の権利が守られていると信じ、ソ連や中国を信頼していた時期はありましたが、日本共産党が議会を通じて社会の変革をめざすという方針を掲げると攻撃してきた中国、ソ連の部分核実験停止条約に反対したことをきっかけにして日本共産党を徹底的に攻撃を受けたことを知らない人が多いと思います。
ソ連や中国との干渉攻撃を通じて2つの国と日本共産党の国交が完全に失われ断絶状態にあったことを知っている人は少ないでしょう。
この2つの国による干渉攻撃は、ソ連が誤りを認め、中国が誤りを認めて決着したことを知らない人が多いとおもわれます。
日本共産党は、他の政党や市民のみなさんとともに統一戦線をつくり、徹底した民主主義的な国をつくろうとしていることはあまり知られていません。
こういうことを伝えていかないと、積極的に日本共産党を支持してもらえるようにはならないと思います
今の50代以上の人の多くは浅間山荘の事件や
成田闘争を鮮明に覚えており=共産主義者と思っている人も多いですね。
東芝さんが書いた内容のほとんどを知っている私ですら
万一、共産党が政権を取ったら中国・ソ連・北朝鮮みたいになるかも・・・?
と、本気で思ってしまいます。
まず、そこの払拭が一番重要で大変な事だと思います。
東京で「安倍辞めろ!デモ」を初めて見ましたが、行進しているのは非正規労働者っぽい人と
老人ばかりでした。でも、この人たちは宝くじ当たったら真逆の事を言うんだろうな・・と。
アメリカで宝くじに当たった人の中で共産主義的な考えの人は
全て資本主義的な考えに変わったとのレポートを思い出しました。
東芝さん始め共産党の主張も納得するところも大いにありますが、結局国民というのは
自分の現在の立場で考えは変わるものです。
そういった意味で、共産党や公明党の支持者が手弁当でボランティア参加しているのは
心から純粋に「凄いことやな~」とも思います。
民主主義の徹底というのは、極めて面白い課題だと思っています。会議の運営の仕方が民主的でない事例はものすごく多く、日本国内に蔓延しています。お通夜のような会議が非常に多く、上司の命令だけが生きているような会議がたくさんあります。民進党の解党に至った前原さんと小池さんによる希望の党誕生劇は、民主的な組織運営という点では、全く話にならない状態ですね。こういうことが、国家機構の中で行われ、国民に押しつけられたら、まさに恐怖政治の誕生と相成ります。
日本共産党は、国民の基本的人権が保障される世の中を実現し、個人の尊厳が保障され、国民主権が実現する日本をつくりたいと考えていますが、そういう社会の実現にはかなりの時間がかかると考えています。
労働現場の隅々まで民主的な組織運営が実現するためには、ものすごく時間がかかるということです。この時間を日本共産党は、過渡期の時代と呼んでいます。民主的な組織運営が社会の基本となり、国民一人ひとりが社会の主人公になった先に社会主義があるということです。
東芝さん
国民市民は浅間山荘や成田の火炎瓶という現実を見ているのに
壮大の理念を話してもギャップありすぎて現実味がありませんよ。
「共産党はエエ事言うけど、いざとなったら豹変するんと違うか?」
こんな人のイメージ払しょくが求められていると思います。