7期目最後の本会議
議会が終了した。今日の質疑は準備不足だった。きちんと準備をしておかないと質疑が深くなくなる。
大阪万博の誘致を求める決議には、反対討論と質疑を行った。大阪万博は、370ヘクタールある夢洲(ゆめしま)で155ヘクタールの土地を使って2025年開催を目指している。しかし、この万博は、同じ夢洲に2024年、70ヘクタールの用地を使ってIR型カジノを作ろうとしていることと同時並行で行おうとしているものだ。カジノと万博はセットで行われ、カジノ万博だという批判を受けている。
大阪湾のベイエリア構想は、ことごとく破たんしてきたが、今回の事業は、ベイエリアを利用した計画であり、万博の建設費1250億円、運営費800億円〜830億円、地下鉄中央線の延伸など鉄道整備等と関連事業だけで730億円と試算されている。大阪湾のベイエリアは、南海トラフ地震が発生すると液状化し、津波の被害を受けると指摘されているので、万博会場としてはふさわしくないという指摘がある。大坂市長は「万国博覧会は期間限定だが、IRは永続的」だと市議会で答弁している。IRのために設備投資を行うだけでは、同意が得られないので万博を誘致することを目的にして、設備投資を行い通常の地域とは隔離できる場所にIRを設置したいという本音が透けて見える。
カジノ万博問題については、賛成討論なしに10対3で可決された。保守系議員の方々は、万博はいいことだ、決議要請が、万博推進の機関から来たからそれに応えるというだけのもので、今回の大阪万博がどのような状況下で開かれようとしているのかを調べないで、決議案を作成したようだ。
質疑では、準備をしていたぼくとの差が出た。大阪府と大阪市は、永続的な施設になるIR型カジノを、市街地から切り離して設置することによって批判をかわしたい、IR型カジノの設置だけで鉄道を夢洲に引き込むめば、批判には耐えられないので、6か月開催の万博を同じ場所で実現すれば、鉄道も引き込めるという代物だ。はじめにIR型カジノありき。だから巨大津波の心配のある夢洲に万博を誘致するという形になったということだろう。維新政治そのものが、バクチ政治のようだ。
意見書は、核兵器禁止条約の調印と批准を求めるものだった。これは8対5で可決した。ぼくの賛成討論では、米朝首脳会談によって、朝鮮半島の非核化という展望が開かれているもと、日本が核兵器禁止条約に調印し、批准することによって、被爆国日本が橋渡しとしての役割を果たそうと訴えた。賛成討論は2本、反対討論が3本あった。
反対討論の趣旨は、日本は今まで核兵器廃絶の努力を行って来た国である。しかし核兵器禁止条約では、核保有国の参加を得られず、核保有国と非核保有国との間に溝をつくり、むしろ核兵器廃絶の妨げになる。日本は被爆国として多くの国が賛同できる真に実効性のある協議を積みかさねて行くことが重要というものだった。
7期目の最後の本会議となった。











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