さようならbento、お世話になりました

出来事,Mac

MacOSをバージョンアップすると、開発や販売の終わったソフトが、次第に立ち上がらなくなってくる。立ち上がっても、すぐに固まって動かない場合もある。それでも、そのソフトで作成したファイルが、別のソフトで開けたら問題はあまりない。しかし中にはデータを取り出せない物が出てくる。いつも、そこまで考えが及ばないで、データを救出できないことが多い。
理由もはっきりしている。
そういうソフトは、使わなくなっておるものが多く、異変に気がつかない。今日直面した困りごとは、同窓会名簿を管理していた簡易なデータベースが、いよいよ操作できなくなっていることだった。簡易なデータベースソフトだったbentoは、瞬時に立ちあがった。速くなったと喜んだ後、るくる待機用の円が出てきて回り始め、操作を受け付けなくなった。
あせった。旧バージョンのOSなら大丈夫かと思って、前のMacであるHigh SierraにAirDropでソフトとバックアップファイルを送ってみた。ソフトは立ち上がったが、同じ現象が再現されるだけだった。High Sierraのいくつ目かのアップデートで、bentoは作動しなくなったようだ。

もう一度、Mojaveで立ち上げてみて、固まっていたファイルを削除してみた。辛うじてファイルが削除できたので、中学校の同窓生名簿と新城小学校の同窓生名簿にアクセスでき、Excel形式で書き出すことができた。ほっとした。

これからもこういうことが起こる。しかし、FileMaker Proは、どうしてbentoの開発を止めたんだろう。FileMaker Proはハードルが高いので、習得するのに時間がかかる。bentoの方は、ものすごく扱いやすいソフトだった。簡単な名簿管理はbentoの方が使いやすかったので重宝していた。次の新しいOSでは、起動すらしないと思う。
bentoは販売中止になったら、食べることもできないという結末になった。


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Posted by 東芝 弘明