消防葬に参列した
朝6時に出勤して、会議の準備を行った。一番時間がかかったのは、資料の作成だった。9時から12時まで会議をして、2時30分から行われた道浦さんの消防葬に参列した。新城で発生した山火事のときに、鎮火の確認で山に入って滑落して亡くなった方だ。町長や県知事、消防県警の方々が弔辞を読み上げて献花が行われた。
一人の消防隊員が、火災現場で亡くなった。この事実は重い。知事も近隣の町長も国の消防関係の方も参加された。参加しながら戦争による死者の扱い方は、死者が増えれば増えるほど軽くなっていくことを考えた。日本が引き起こした侵略戦争のときは、遺骨さえきちんと戻ってこなかったし、人の命を犠牲にする作戦が繰り返し実行された。
平和であってこそ。そういう気持ちが湧いてきた。
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