今日は映画を2本観る
寅さんに会いに行く。これが正月とお盆の日課だった。第25作『寅次郎、ハイビスカスの花』──これがぼくの『男はつらいよ』との出会いだった。1980年、20歳の夏だった。1995年の12月第48作までを毎回映画館で観た。一緒に観た人はさまざまだったが、ぼくの横に座った友人や妻になった人は、実によく笑った。『男はつらいよ』の作品世界は、観た人との思い出と重なっている。
今日は、22年ぶりに「寅さんに会いに行く」。作品に対する予備知識はほとんどない。満男と泉が出てくることぐらい。おいちゃんやおばちゃん、たこ社長、御前様など多くの関係者が亡くなり、いつもの顔が映像となって現れない寅さんがどんな作品に仕上がっているのか。少し恐いところもある。
本日はもう1本、映画を観る。『スターウォーズ』。この映画は、ジョージ・ルーカスがライフワークとして作った作品だった。ルーカスによって1977年から1983年までの3本、1999年から2005年までの3本で話は完結していた。この作品は、緊急事態条項によって民主的な国家が帝国に変貌していく姿を描いていた。
ここから先の三部作は、現在公開中の今の作品を含んでいる。この三部作が描いた物語については、もう一度じっくり振り返ってみたいと思っている。
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