水道運営審議会は事前審議 2005年2月25日(金)
朝9時から水道運営審議会が開催されました。
この審議会は、町長が指名した、議員と学識経験者によって構成されています。議員は、議長と産業建設常任委員会の6人がすべて審議会委員となっています。産業建設の副委員長なので朝から水道事業所の2階に出向いたということです。
審議会は、基本的に議会開会の前に開かれ、議会に提出する議案を諮問にかけ答申をいただくというものです。議員にとっては、どう考えても議会に上程される前の事前審議の場となります。
条例案が出され、新城の簡易水道が水道会計に移管されるので条例改正をおこなうものや、開発のともなう協力金を廃止するものなどが審議されました。
「質疑をおこないます」
「意義ございませんか」
「ないようですので、ご承認いただけました」
こういう調子で補正予算までやり取りが進みました。
この過程の中で、水道事業の現状について2回にわたって発言させていただきました。まとめると次のようになります。
「(南町長時代、見好東部(三谷)、平沼田、御所、天野、新城と簡易水道が新設されました。)
前の町長の時に簡易水道が数多く設置されました。未給水地域をなくすということで町長がおこなったことは、いわば卓見でした。しかも、この簡易水道の料金は町内一律でおこなうという政治的な判断もされました。しかし、ここまでこういう判断をおこなうのなら、きちんと簡易水道を一般会計で支えるという判断もおこなうべきでした。現在、かつらぎ町の水道会計は、上水道でいえば、会計上は非常に安定しています。しかし、簡易水道を抱きかかえることによって、会計が厳しくなるということです。(当局の説明では)平成20年には現金預金も底をつくということのようですが、そのとき、水道料金を値上げしなければならないというのであれば、大いに疑問があります。上水道は、かつらぎ町が始まってから今日まで、住民が高い水道料金を負担してきました。その結果、会計の安定をみているということです。そこに簡易水道の負担をかぶせていいのかどうかということです」
「簡易水道は、大きな設備投資をおこないましたが、加入者戸数が少ないので、どうしても採算があいません。簡易水道を水道会計と一緒にしないで、一般会計で扱い福祉事業として位置づけている自治体が多いのは、企業会計では採算が合わないからです。しかし、かつらぎ町は、人件費でバランスを取って簡易水道でも黒字が出ているかのように会計を組み立てています。こういうやり方を改めて、簡易水道で必要となる人件費をきちんと出して、経費を明らかにして、足らないところをどうするか明らかにすべきです。しかし、これを明らかにすると一般会計からの持ち出しが必要になる、そうはいっても財政難で予算を組めない、こういうことでしょう」
「まったくそのとおりです」
町長は、簡易水道関係の会計をリアルに明らかにすべきという話について、私の発言に対してこう受け答えしました。
水道会計の決算見込みは、3月議会の当初予算に損益計算書の形式で示されます。この当年度未処分利益剰余金の額がいつも小さく計上されています。今日説明でわかったのは、予算の中には、突発的な事故にも対応して色々な分野に予算を組んでいるが、使われないままの予算も多いので、これが利益に乗っかってくるということでした。3560万円の純利益が決算時には4000数百万円を超えるのは、こういうカラクリでした。しかし、決算見込みと実際の決算が1000万円ちかくも違うのは、「見込み」とはいいがたいのではないでしょうか。
予算の方は、毎年、決算ベースで4000万円(前年度は4400万円)を超えているのに、純利益を1800万円程度と見ている会計になっています。これに対して水道事業所長は、「企業会計の場合、ある程度幅を持たせてもいいことになっています」と説明しました。
このような会計に対しては、「普通企業は、如何にして利益を上げるかという会計を組む。しかし、水道事業会計は、利益が少ない、予算の見通しも厳しいというような会計を組んでいる。しかも実際の決算と予算には開きがある。企業感覚からいえばかけ離れているのではないか」
と発言しました(そうそう、朝はこういう発言をしましたが、最近は、企業も連結決算をおこなって、利益を小さくし税金を少なく払うという会計処理をするところもありますよね。まとめながら、水道事業所のような企業もあるなあと思いました)。
当年度予算のところで発言しました。
「会長のいう『承認されました』という発言は、議会に提出することに対する承認なのか、それとも内容の賛否も含んだ承認なのか。諮問ということなので、賛否を含んだ承認ですよね。議長も含めて7人の議員(18人中)がこの審議会に参加して、承認を与えるのは、議会前に事前審査をおこなうことにしかなりません。こういう形態はやっぱりおかしい」
この発言に次いで私は予算に反対してきたといい、反対の理由として次のように発言しました。
「上水道の会計でいえば、非常に安定しています。かつらぎ町の水道料金は県下でも高い水準にあります。値下げすべきということで反対してきました。また、簡易水道の会計を上水道に抱きかかえさせていき、しかも会計が苦しくなるという現在の方針には疑義があります」
採決をとるわけでもなく、「ご承認していただけますか」といい、議事を進めていくので非常にあいまいなまま進められていきます。
これはなれあいですよね、どう考えても。
審議会委員の報酬は、一回の参加で3800円。水道運営審議会は、委員の了解を得てこの報酬をプールして、2年に1回「視察」にいくのが習わしになっています。しかし、職員の経費は、会計から組まなければなりません。「財政難の時代にこういう支出をしていいのでしょうか」という提案もさせていただきました。
「ひきつづき議論をしましょう」ということでお茶を濁されて、持ち越しで、報酬は水道事業所に保管していただくこととなりました。支出扱いにするために受け取りのハンコを押すのが、会議終了後の作業でした。
終わってから、役場に日曜版を配達に行き、午後は、役場の集金、夜は地域集金にいきました。
最近、文字ばっかりで写真なしですね。
そうそう、もうすぐペンタックスの「オプティオS50」が到着します。メモリカードを含めて31000円程度です。単三電池2本、厚さ2.6ミリのコンパクトデジカメなのでどこでもパシャリとできそうです。








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