議長選挙と決算認定
雑賀議長の死去に伴って、議会で追悼の式典が行われてー、その中で献花が行われた。議場に雑賀議長の議会運営の口述の音声が流され、一般質問のときの質問の声も流された。改めて追悼の想いを強く抱いた。
この後、議長選挙が行われた。今回は、二元代表制の機関としての役割を議会が発揮すること、一党一派に組みすることなく公平な立場を貫くこと、議会基本条例に基づいて開かれた議会と住民参加を進めること等を考慮し、総合的に判断した。議長選挙に立候補したのは2人。議長選挙の結果、9対3で大原議員が当選した。
今日の議会は決算認定が議題だった。議会の決算委員会の開き方を変えたので、決算委員長報告と質疑、採決が行われた。昨年までは12月会議（議会）で決算認定を行っていた。しかしこのようなタイムスケジュールでは、翌年度の予算に議会の指摘が活かされないということで、10月中の審議と11月初めの本会議ということになった。
審議はお昼を挟んで午後も行われた。ぼくは質疑の後、一般会計の反対討論を行なった。井本町政最後の予算であり、10月からは中阪町長になった会計だった。ぼくは、アメリカ大統領よりも権限の強い日本の首長（アメリカ大統領と違って、日本の自治体の首長は、予算や条例案、契約案などの提出権をもち、議会に出席し答弁できる）という特徴を踏まえ、あえて井本町政とは何だったのかを正面から明らかにして討論を行なった。
日本共産党かつらぎ町議団は、一般会計決算と後期高齢者医療特別会計決算、水道事業特別会計決算に反対した。宮井議員は、後期高齢者医療と水道の決算の反対討論を行なった。
