朝、5時30分、こむら返りで目が覚めて 2005年6月2日(木)

出来事

朝、5時30分、右足のふくらはぎがこむら返りになって、目が覚めた。たいてい、足の指全体を上に引っ張ると引きつったふくらはぎの痛みが治まって元に戻る。しかし、今日は、おさまりかけたと思うと、またこむら返りになって、またおさまりかけると、引きつってという具合にくり返し痛みが襲ってきた。ふくらはぎを見ていると筋肉が引きつってピクピクとけいれんしている。
痛いのですっかり目が覚めた。
こんなこむら返りは、3年前の選挙の時以来だ。毎日、訪問を積み重ねて、足を棒にして歩いていると、夜中にこむら返りに襲われたことがある。その時もなかなか症状が治まらずにうなっていた。
朝から雨が本格的に降っていた。恵みの雨だ。31日に会った農家のOさんの喜んでいる姿が目に浮かんできた。
早朝配達から戻ると、7時10分をまわっていた。
「学校まで3人を送っていこうか」
妻に声をかけた。
「うん、そうしてあげて」
「やったー」
娘は喜んだ。
RちゃんとSちゃんが来るのを待って3人を車に乗せて、学校の正門前まで送っていった。
「私、お父さんのトラックに乗ったことあんで」
自動車修理工場に止まっていたトラックを見たSちゃんがそういった。
「わたしもおじいちゃんのトラックに乗ったことある」
Rちゃんが張り合うようにすかさず言った。
「私なんかねえ、自衛隊の車に乗ったことあんで」
娘がむきになって答えた。
3人の意地の張り合いがおもしろい。
去年の産業まつり。
自衛隊が来て河川敷で子どもたちを装甲車に乗せて走るイベントをおこなっていた。娘は妻と一緒にその車に乗ったのだ。トラックに乗ったことのない娘は、負けたらあかんと意地を張ったようだ。
その日は、消防自動車にも乗れるサービスをおこなっていた。こっちの車の方が子どもたちに人気があって、長い列ができていた。娘は消防自動車に乗りたがったが、列が長いのですぐに乗れる自衛隊の方に行ったのだ。
かつらぎ町の産業まつりには、いつのまにか自衛隊の楽団が来て演奏したり、自衛隊の車に子どもを乗せたりするようになっていた。長いこと、このまつりにあんまり関わらないでいたら、自衛隊がまつりに参加するようになっていた。
昨年、実行委委員会に初めて参加したので、自衛隊が出るなら、消防自動車もと提案した。
いやーな気持ちが残るやり取りだった。
娘の印象に残っていたのだ。自衛隊の車に乗ったことが。
こんな形で自衛隊の車のことが飛び出してくるとは……。
午前中、那賀5町の議員団会議に宮井議員といっしょに出席した。
午後も事務所で会議。夕方、役場のやすらぎ対策課へ。借りていた資料をかえし、介護保険のことで少しやり取りした。
朝、起きかたがよくなかったからか、疲れが溢れてきたので6時半過ぎに帰宅した。
風呂に入り、食事を済ませると眠くなり、9時頃から1時間、リビングで眠ってしまった。
10時から「恋に落ちたら」を見た。鈴木島男が資本のとりこになり、マネーゲームの鬼になっていた。
「お前、顔を見てみろよ」
「呑み込まれちまって」
これが、今日の最後のセリフだった。
草なぎ(機種依存文字なんだよな)君は、資本のとりこになり、冷たい感情のない人間になっていく様を上手に演じていた。
「早く、もとの鈴木島男に戻れ」
そう思いながらも、おもしろくドラマを見ていた。
資本の競争による経済成長は、人間性さえ破壊して暴走している。東京のエネルギー消費量は半端じゃない。巨大都市は、自分の体からはき出したエネルギーによって、ヒートアイランド現象を引き起こし、人間に復讐し始めている。
資本の拡大再生産は、自然の循環の前にひざまずかないと、生命の存立基盤を破壊する。
高尾山のトンネル工事に裁判所がお墨付きを与えるこの国は、拡大再生産=正義だという答えを未だに出す。
日本=経済後進国だ。


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出来事

Posted by 東芝 弘明