月の下の新聞配達
MさんのFacebookに八十八夜だと書いていた。ぼくが見上げていた月は八十八夜だったんだと思ったのは、昼過ぎだったろうか。
3時前に起きた。右足の足首の上の向こう脛の外側の横がツッて目が覚めた。ここがツルとベッドに横になったまま、足を揉んでも痛みが消えない。起きて歩き回ると回復する。
2階から1階に降りて自宅を出たのは3時10分ぐらいだった。月は欠けていたが綺麗だった。月明かりの下で赤旗を配る。昨日が雨だったのでなんだか気分が良かった。早い時間に新聞を配ると安全性がかなり違う。すれ違う車がほとんどないので、交通事故の確率が下がる。配達するときにNHKのラジオ深夜便を聞くようにしている。専門家とのやりとりが4時台から始まる。3時台は、2曲づつ曲を流すものだった。ご当地ソングを九州から北上して流していた。車を降りる前にかかりかけていたのが仙台の「青葉城恋歌」だった。
自宅に戻ると3時45分過ぎだった。『交渉人』というアメリカ映画を見た。無実の罪を着せられそうになった交渉のプロの警官が、自分の無実を晴らし、警察内部の横領犯罪を暴くというものだった。交渉人のプロが、所轄以外の警察の交渉人をリクエストして対峙するというのが、見どころだった。しかし、設定が納得できない。自分の無実を晴らすために、人質を取って警察署の建物に立て篭もるというものだった。警察内に大規模な横領組織があったので、捜査に便乗して「犯人」になった主人公を狙撃しようとするという蛮行が実行に移された。
こんな理不尽を描きながらも、主人公は人質を盾に銃撃戦を行う。現実にこうなったら、無実の罪を晴らすために立て篭もり、人質を盾に戦ったことも罪に問われるだろう。警察署は、銃撃戦で無茶苦茶になり、最後は主人公が建物に火をつけるということになった。この中で横領に関わっていた警官1人が、横領グループの警官によって射殺された。しかし、映画の基本的な設定に納得がいかない。真実が何かさえ明らかになったら、何をしても構わないということにはならないだろう。
そう思いながら映画を見た。映画では、真相が明らかになって、彼の無実が証明されて、めでたしとなった。映画にリアリティを求めるなということかもしれないが、この基本設定の違和感は拭えなかった。
お昼、おばあちゃんにお弁当を買って、ぼくは生麺とスープ、刻みネギを買ってラーメンを作ることにした。スープの中に具として玉ねぎ、しめじ、粗挽きソーセージを入れた。具材が柔らかくなるとスープに馴染んだ感じになった。麺を茹でお湯を切ってラーメンバチに入れ、その上から具入りの味噌スープをかけて、トッピングに薄切りしたトマトを乗せた。ラグマン店にトマトをトッピングしたトマトラーメンがある。これが美味しいので真似てみた。
わりと美味しいラーメンになった。このラーメンとおかかおにぎりがお昼ご飯だった。玉ねぎをスライスするときに、左手の小指に包丁の刃先が当たり、爪が少しスライスされた。食後観察するとほんの少し爪の間が切れ血が滲んできた。











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