無事に一般質問完了 2006年3月17日(金)

かつらぎ町議会

昨日は10時前に布団に入った。高熱だったのでとんぷくを飲んだ。夜中に何度も目が覚めたが、朝起きると平熱に下がっていた。これで質問ができる。まずそう思った。
昨日の熱はいったい何だったんだろうか。
役場に出発する準備をしていると、妻から電話があった。
卒園式なのでいつもより15分早く出勤したのに。
「真珠のネックレスもってくるの忘れた。届けてくれる」
大急ぎで九度山に向かった。
道の途中でネックレスを渡して、自宅に戻り、薬をもって役場に到着したのが9時10分前。
追加議案があるので議運が開かれようとしていたので、その間を利用して一般質問用のパネルを作成した。
役場にはA4の用紙を大きくコピーする機械がある。いつもそれを使わせていただいてパネルを作成する。議員の中でパネルを活用して一般質問をおこなうのは、ぼくだけだ。
花園村がおこなっていた砂利採取事業の質問は、また後日に書くとして、移送サービスについて少し報告しておきたい。
花園村は、診療所も病院もない過疎の村だった。そのなかで移送サービスが非常に重要な役割を果たしていた。この村の移送サービスは、かなり柔軟におこなわれ、診療所や病院への移送もおこなわれていた。それらのサービスはどうしても必要なサービスだった。
しかし、このサービスが合併と同時に見直され、「移送サービスにはできないことがありますよ」ということで制限がかかるようになった。
しかし、ことはそんなに単純に割り切れない。
笠田や妙寺に住む方々は、公共交通機関や病院自身のサービスによって花園地域よりも簡単に医院や病院に行くことができる。身近に医院がある場合も多い。
過疎地に位置づけられている地域との差は非常に大きい。
かつらぎ町にも花園と同じ条件の地域もあるが、だからといって花園地域にあったサービスを打ち切っていいということにはならないだろう。
今回は、質問通告をおこなうことによって、移送サービスへの点検が入り、原稿のサービス形態そのものに制度上の問題があることが判明した。
その結果、当分の間、移送サービスの料金が無料になった。
花園村もかつらぎ町も移送サービスを無料にする追加議案が本日提案された。
質問をする前に制度の変更が行われるのは初めてのことだった。
かつらぎ町は、今後、法律と矛盾しない形でさらに移送サービスの制度改善を図っていくこととなる。
質問通告をおこなってよかった、よかった。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明