予算質疑2日目 2006年3月28日(火)
昨夜は3時まで準備にかかった。なんだか日曜日からずっと今まで予算書を見ているような感じだ。
今日は朝9時15分から質疑が始まった。なかなかテンポが上がらないので時間を延長して質疑をおこなった。一般会計の質疑を終えて議会が終了したのは9時30分だった。
休憩があったとはいえ、12時間以上質疑をおこなったことになる。
「議員報酬は安いけれど、20万5000円ももらっているのだから、住民の代表として予算や条例案をチェックする任務がある。予算質疑をしない議員は、税金ドロボーだ」
こんな強い言い方をして「予算質疑をすべきだ」と言ったことがあったが、そのような会話を交わした保守系の議員も積極的に質疑をおこなっていた。
こういう変化は、実にうれしい。
今日は、多くの議員が質疑に立ち、1つの款(予算の分類─総務費、民生費、衛生費などの費目)に対する質疑が2時間を超える時も多かった。
言論の府である議会はこうでなければならない。
かつらぎ町の予算質疑は、本会議主義だからすべて本会議でおこなわれる。本会議は、委員会のように膝詰め談義にならない。それだけに真剣勝負が展開される。
来年からは、予算質疑の日程は3日とる必要がある、こうなるだろう。
質問する側と答弁する側。当然答弁する側の方が負担が大きい。どのような角度から質問の矢が飛んでくるか、予測がつかない場合がある。かつらぎ町の課長の方々は、議会の準備に多くの時間を割き、予算書に資料をたくさん貼り付け、さらに資料を大量に持ち込んで自分の責任分野の説明責任を果たそうとしている。それでも答えきれない問題が数多く出てくる。
課長や町長の負担とストレスは、議員よりもはるかに大きい。
しかし、このような双方の準備が、事務事業の精査につながり、見直しにもつながる。真剣な質疑と答弁がかつらぎ町発展の契機になる。
今日の質疑でも議員の中に明らかに事実誤認の質疑があった。この質疑に対し、課長は、議員への批判的な言辞を避けて答弁しようとした。
聞いている議員の中には、議員の誤りに気づいている議員もあった。しかし、気づかない議員もいた。
悪気はないが、事実誤認のねじ曲がった矢が議員から飛んできた場合は、「誤解されていませんか」とか、「ご指摘はあたらない」とか、「事実誤認がある」とかいう答弁が必要になる。
ていねいに答弁した課長の手に負えない場合は、町長や教育長が、「指摘は間違っている」と言って議員の矢を打ち払う必要もある。こういう言い方をしないと、事実誤認の質疑と答弁がかみ合わなくなるから、事実関係が見えていない議員からは、不十分な答弁のようにしか映らない。
今日の質疑に対し、町長は反論しなかった。結果として、事実誤認を自覚しない議員には不満が残っているようだった。
「違うのになあ」「おかしいよなあ」
事実誤認に気づいている議員にも不満が残った。
おそらく、課長の中にも不満が残っているだろう。
かなり変な形になってしまった。
7時前の休憩の時に、議員にはおにぎりが1人に2つ出た。
さすが、議員のホスト役を務めてきた議会事務局。かゆいところに手が届く。
もしかしたら、課長の側は、こういう気配りになれていないから、軽食もとらずに9時30分まで突っ走らされたのかも知れない。
16年間議員をしてきて、12時間以上も延々と質疑をしたことは初めてだった。
自宅に帰ると娘が外に飛び出してきた。ゴムまりでキャッチボールをしてあげるよと約束していたので、半泣き状態だった。
「お父さんのうそつき」
「よし、キャッチボールをしよう」
そういって、数を数えながらキャッチボールが始まった。
不満爆発の娘の顔が見る見るうちに笑顔に変わった。
‥999、1000。
時々落としそうになりながら1000回を達成した。
落としそうになると背中に冷や汗が流れ、そのあと体が熱くなる。
2人とも真剣そのもの。
落としそうになると気持ちに力がこもってきて、2人で妙におかしくなった。
笑っているとへまをするので、真剣な顔に戻るのがまた面白い。
夕食は10時半頃からおこなった。
妻は10時頃帰宅した。2人のキャッチボールが山場にさしかかっている時の帰宅だった。
疲れた。
眠たい。無性に。









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