街宣に行った
紀の川市の県議選挙の関係で街頭宣伝行動があったので、宣伝に行った。午前中６回、午後６回街宣した。娘の住むアパートの近くでも訴えて、娘のアパートの近くを車で通過した。訴えたのは、安保３文書による43兆円の軍事費の増強。
軍拡の中心命題は敵基地攻撃能力の保有。これはアメリカに協力する形での日本政府による戦争準備だ。敵基地攻撃能力については、俯瞰して物事を見る必要がある。日本防衛のために相手国がミサイルと撃つ前に日本がミサイル基地を破壊する。ミサイル基地がどこにあるかよく分からないから、反撃されないようにするためには、相手国の首都の戦争遂行の中枢部を殲滅する必要がある。──これが敵基地攻撃能力の中心命題。これって国際法が禁止している先制攻撃に他ならない。日本はロシアと同じように先制攻撃をするつもりなのか。こういうことが問われている。
その上、この攻撃能力が、アメリカとの軍事作戦の中で発動されることになっている。アメリカの指揮の下で、アメリカが首都機能を攻撃しない段階で、その国がまだ攻めてこないのに自衛隊がその国の首都機能を攻撃することになる。なんじゃこれは。国民には十分内容が伝えられないまま、戦争準備が始まっている。
地方自治体は、こういう国の動きに対して、地方を代表して意見を述べる必要があるだろう。ことは国民の平和と命に関わる問題だ。しかし、国の行っている仕事に対し、役割分担が当たり前のようになっていて、異を唱える首長は少ない。国民主権が問われている。
日曜版の配達が終了したのは、８時前、自宅に戻ると娘も来ていて、おばあちゃんも含め、クリスマスパーティーとなった。
