靖国派の議員がたくさんいるんですね

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赤旗の日曜版の一面は、靖国派議員の主張を紹介している。
「日本会議首都圏地方議員懇談会」の方々のブログから主張を紹介している。日本会議の方々は、男女共学から男女別学へのすすめ、「男女共同参画社会基本法」や、女子差別撤廃法の廃棄を主張している。
うーん、すごい主張だ。この会は、子どもの権利条約なども批判の対象にしている。
安倍内閣の閣僚の中には、「日本会議国会議員懇談会」のメンバーが12人、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」のメンバーが7人も入っている。この2つの会は、靖国派というべき主張をおこなっている。
不破さんの講演「憲法対決の全体像をつかもう(上)(下)」では、靖国派の国会議員が超党派で、5月3日に「新憲法制定促進委員会準備会」が新憲法案を発表したことを紹介している。
この新憲法案は、「防衛軍の保持」、天皇の「元首」化、「大日本帝国憲法」の評価、「わが国古来の美風としての家族の価値」などをうたっている。
なんだかものすごい。検索していると、この日本会議に加入している地方議員がたくさんいるということだ。
和歌山県には、正会員7人(県会議員2人、和歌山市議2人、田辺市議1人、日置川町議1人、井波町議1人)となっている。
明治憲法の国家体制を理想だとして、国のあり方を戦前の体制に戻すかのような主張をしている議員が、与党の中枢を占め、地方議員では、1000人を擁するようになっているのだ。
憲法改正に賛成の方々にも考えていただきたい。
賛成=戦前の国家体制と考えている方は、少ないのではないだろうか。
戦前の体制に戻せというのは、まさにアナクロニズムではなかろうか。
自民党の憲法改正案をつくったといわれる桝添要一さんも、こんな日本に戻すところまでは考えていないのではないだろうか。
安倍晋三総理は、この日本会議のメンバーの1人、民主党の前原氏もこの日本会議のメンバーだという。
自民党と民主党。きちんと根っこの部分はつながっている。
第2次世界大戦を推進した勢力を身内に持つ方々もこの日本会議の中にはいる。自虐史観を唱えている人の中には、戦争を遂行した肉親をもつ方々もいるだろう。ぼくの父親も何度か戦争にかり出されたが、国民を戦争にかり出した責任をとらずに、「自虐史観」を唱えている人がいるとすれば、大きな違和感を感じる。


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Posted by 東芝 弘明