マッハ5はウルトラマンの飛ぶ速度
10時から九度山町ふるさとセンターへ。清水健さんというフリーアナウンサーの講演を聞く。1時間20分の講演のうち1時間のみしか聞けなかったのは心残りだった。心にしみる講演だった。
12時30分、和歌山駅に畑野君枝前衆議院議員を迎えに行き、車で紀の川市市民体育館へ。車の中で演説会の原稿を聞かせていただいた。この話と実際の演説の違いに驚かされながら、畑野さんの演説の上手さに心惹かれた。話し方に強く訴えるところ、優しく語るところ、ゆっくりしゃべるところ、さまざまな表現があり、驚きながら聞いていた。車の中の話よりもはるかに軟らかい演説だった。終始笑顔で訴えられたのも印象に残った。
マッハ5のスピードで飛ぶ超音速弾道弾は、ウルトラマンと同じ速度で飛ぶのだという話は面白かった。低空飛行すると衝撃波でこの体育館の窓は全部割れますという話もされた。
ぼくの妄想が膨らんだ。
マッハ5で飛ぶミサイル。たった1分間で和歌山県庁から串本まで飛ぶ。わずか30分で北海道から沖縄の端までほぼ飛ぶ。肉眼では見えない。レーダーでの捕捉も困難。こういうミサイルを沖縄に配備して中国を攻撃すると、日本は反撃を受け、多くの都市が焦土と化す。島国は空爆に弱い。国民は逃げるところがない。大陸の奥深くまである中国とは全然条件が違う。国力の差も大きい。アリがゾウにたたかいを挑む先にあるのは日本の敗北。こんなことも分からない自公勢力が政権を担っているのは、国民にとって最大の不幸だということになりつつある。
小池さんが的確な追及をしても、次の日新聞が紹介したのは小池さんのインボイス質問。その前に敵基地攻撃のことを質問で明らかにしているのに。新聞もテレビも報道しない。事実を知らさないマスメディアになりつつある。
この道はいつか来た道。ああ、そうだよ。という歌が聞こえてくる。
一瞬にして14万人が死んだ惨劇を、もっと規模を拡大して実現したいんだろうか、自公政権は。そういう気持ちがこみ上げてくる。
