自衛隊の中にある『別班』

雑感

資料をネットで漁りながら一般質問の準備をした。6時からお通夜に行った。2日続いて6時からのお通夜だった。

夜は『VIVANT』を見た。自衛隊の別班は現実に存在するという共同通信の元記者の本を読んでいる。明らかにこのドラマは、別班の存在を踏まえたドラマになっている。別班が任務上、クールに人間を殺害しているかどうかなんてことは、どこにも資料がない。あくまでもフィクションだ。
ただ、民間人になりすまして、各国で諜報活動をしていること、源流が陸軍中野学校にあるというのは事実だ。ドラマでは中野学校のことは出てこないが、特殊な学校の話は出てきた。
陸軍中野学校の諜報活動は、戦後、警備警察にも引き継がれている。特高警察の流れも汲み、中野学校の流れを汲んだ警備警察。こちらの方も事実だ。

共同通信の記者の話でも、日本で別班の存在を最初に世間に暴露したのは日本共産党の機関紙、『赤旗』だという指摘がなされている。赤旗が別班のことを書いて『影の軍隊』を世に出したのは1978年。ぼくが18歳で日本共産党員になったときのことだった。当時から別班は組織的には編成替えされたりしながら現在に続いているという。自衛隊の内部の秘密組織で、大臣でさえ存在を知らされていない闇組織なのだという。シビリアンコントロールの枠外にある、法に根拠をもたない組織、それが自衛隊の別班だ。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

雑感

Posted by 東芝 弘明