自分の能力を高めたい

雑感

自分の能力を高めたいと思ってきた。そして自分の持てる力を伸ばして、それを社会の役に立てたいと思ってきた。それは、「社会一般のために立ち働いて自らを高める」ということでもあると思ってきた。

ぼくが身につけてきた力の一つ目は、文章を自由自在に書くことだ。ブログを19年間書き続けていることが、文章力を高める一番大きな力になってきた。
文章が自在に書けるようになると(もちろん、そんなにレベルは高いとは思わないが)、話し方が変わり、演説の仕方が変わる。話は、瞬時に組み立つようになり、応用力も高まる。演説は、握っているマイクがペンになり、マイクを使って文章を紡ぎ出すようになる。その結果、話は考えなくても組み立つようになった。
自分の生き方を見つめ直すという点でも、書く力は大きな役割を発揮する。自分の考え方を改めることを、人はなかなかできない。しかし、自分の行動や思考を改めて文章に書くと、自分をある程度客観視できて、行動の変化を生み出すことができると思っている。
読み書きそろばんと言うが、書く力が高まると仕事上の能力は飛躍的に高まるし、その効果は何重にもその人に恩恵を与えてくれる。文章を書く力を高めるだけで、仕事の能力は大きく飛躍する。しかし、このことに気づいている人は、残念ながら少ない。
文章を自在に書く力を極めるという努力には限りがない。これは永遠のテーマだと思う。文章修行の道は永遠に続く。しかし、そこに面白さがある。

2つ目は、チラシやニュースを作る力を高めてきたことだ。議員になったときに、新聞編集の力を高め、チラシなどを自由自在に作れるようになりたいと思い、パソコンの使い方を学び、DTPの技術を学び、Macを手に入れ、綺麗なチラシを作れるようになった。もちろん、ぼくのスキルは、素人の域を出ないものだと思うが、訴求力のあるチラシをある程度は作れるようになったし、まわりの人と比べると、その力の差は大きいと思っている。この世界は果てしがない。時代の変化とともに、何をどう表現すればいいのかが、いつも鋭く問われてくる。

3つ目は会議の進め方だ。会議を通じてまわりの人の力を引き出すために、ファシリテーションの本を大量に読んできた。この中で、論議を深めることのできる会議の進め方を、ある程度は身につけてきたと思う。最近、この中でオープンダイアローグという考え方に出会い、これを学べたことは大きかった。ファシリテーション力は奥が深い。

4つ目はスピーチ力だ。この分野に対し、ぼくには天賦の才能はない。努力しないと身につけることのできない分野だと思っている。しかし、好きこそものの上手なれだと思っている。これはまだ努力を始めたばかり。奥の深さをのぞき込んでいるような状態だと思っている。人を引きつけて聞いてもらえるようなスピーと力を身につけたい。笑いを引き出せるような話ができるようにもなりたい。そのためには、落語の本もかなり読む必要があるようだ。そういうヒントも得たので、この分野でも努力をしたい。

チラシの研究を始めたのは30歳。ブログを書き始めたのは45歳。会議の研究を始めたのは50歳を過ぎていた。どの年齢になっても、能力は伸びる可能性がある。脳は新しい挑戦によって変化する。自己の上に限界をおく人間は、結局損をする。可能性は無限に存在する。


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雑感

Posted by 東芝 弘明